<この体験記を書いた人>
ペンネーム:さんた
性別:女性
年齢:46
プロフィール:子育て中の主婦です。
私は緑の多い田舎に住んでいます。
私の姉は、私たちが住んでいるところからさらに山の奥へ嫁ぎました。
姉は田舎では遅めの結婚をし、それから5年ほどして30代後半で待望の長男を出産。
結婚当初は旦那さんの実家に同居していましたが、子どもが生まれたことをきっかけに旦那さんの実家の敷地内に家を建て、親子3人で暮らし始めました。
私も当時小さな子どもを育てていたため、子どもを連れて姉の家へよく遊びにいっていました。
姉の息子がもうすぐ1歳になる夏、2歳になる娘を連れて姉の家に遊びにいった日のことです。
姉の家の裏に住む姉の義母から、プールを用意したから遊びにおいで、と声をかけてもらいました。
暑い日だったし、子どもたちは元気いっぱいだったので、私と姉はお言葉に甘えて裏の家へお邪魔しました。
行ってみると、そこには畑でとれた野菜を洗う大きな青いたらいに水が張ってあります。
水深は数センチ、プールと聞いていたので内心驚きましたが、幼い子どもたちの水遊びはたらいで十分、年長者の知恵なのだろう、と思うことにしました。
しかし、娘と姉の息子が水遊びを始めてすぐ、姉がとんでもないことに気づきました。
なんと、そのたらいの中に数匹の蚊の幼虫がいたのです!
私も思わず悲鳴をあげて娘と息子くんを担ぎ上げ、そそくさと姉の家へ戻りました。
プールというから水道水だと思っていたら、まさか雨水だったとは!
子どもたちをすぐに浴室に連れて行き、綺麗に洗いました。
すると、姉の義母が姉の家まで来て怒り出しました。
とても嫌そうな顔をして、「大げさだ!」と言ってきたのです。
昔から雨水をたらいにためた中で子どもは遊ぶものだ、そうやって強くなっていくのだ、贅沢ばかりしていてはいけない、と叱られてしまいました。
その後、姉は私に平謝りでしたが、とても姉を責める気にはなりません。
あまりの出来事に私は唖然。
敷地内別居とはいえ、このお姑さんと近くで暮らしている姉にひどく同情しました。
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