「紫」に囚われていた私が友人のひと言で覚醒。やっぱり自分が好きな色が一番!

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:50
プロフィール:自宅の雑草がすごいことに! 先日草刈り頑張りました。

「紫」に囚われていた私が友人のひと言で覚醒。やっぱり自分が好きな色が一番! 5.jpg

20年ほど前、現在も仲良くしてもらっている年下の友人(46歳)に「うさぎちゃんは紫の色の服が多いね!」と言われました。

もともと黒やグレーの洋服が多く、そのことを高校時代の友人に指摘された私。

その後、少しずつ色の配分を考えて洋服を選んでいたのですが、紫が多いことには気づいていませんでした。

そして、紫色の服や持ち物ばかり選んでしまうのは、母親(84歳)の影響があるのかもしれないと思い当たったのです。

母は昔から紫色が好きで、傘からスカーフ、財布などの小物、洋服、バックなども紫色ばかりで、好きな花は藤の花という徹底ぶり。

私は黒やグレーの服が多いと指摘されてからは、なるべく自分に似合う色をと意識してきたつもりでした。

以前、短大の入学式だったか会社の入社式だったかは覚えていませんが、そのときに着るスーツを探したことがありました。

当時流行だった淡いグリーンのスーツを試着してみたところ、全く似合いませんでした。

私の顔色に淡いグリーンを合わせると、これでもかと言うくらい老けて見え、色というのはこんなに印象を変えるのだとびっくりしたのです。

それもあって、黒やグレー以外で、かつ自分に似合う色かどうかというのを選ぶ際の判断材料にしていたのですが、本当に私に紫色は合っていたのでしょうか。

なぜそう思ったかというと、紫色が多いと指摘されたとき、私はなんとなく嫌な気分になってしまったからです。

その後はやけに意識してしまって、あえて紫色以外の色の洋服を選ぶようになりました。

そうしているうちに、シルバーに惹かれるようになりました。

ウインドウでシルバーのパンプスを見つけて、迷いもなく買ってしまい、今はお気に入りの一足となっています。

シルバーは私に合っていると感じて嬉しくなります。

以前、一度だけ母に「お母さんは紫色の服や小物が多くて、紫色が好きだよね〜」と言ったことがあります。

母は「そうだよ」と答え、その後も紫を選び続けていました。

私のように色について言われても全くブレないところがすごいと思っていましたが、先日のことです。

子ども(14歳)に「ママはシルバー好きだよね〜」と言われたところ、このときは全く嫌な気持ちにならず「そうだよ〜」と答えることができたのです。

紫は母の影響で選んでいたものだったため、指摘されたときに嫌な気持ちになったのかもしれません。

一方、シルバーは自分自身が本当に好きなカラーだったから素直に返事ができたのだと思います。

本当の意味で自分が好きな色に出会えて、よかったと思っています。

洋服を選ぶのが楽しくなりました。

人気記事:少しの間、高熱で寝込む息子との留守番を実母にお願い。帰ってみると...《石塚ワカメ》
人気記事:《漫画》もしかして浮気...? 結婚26年、「仕事」と言い張り週3日しか帰らなくなった夫への不信感<前編>
人気記事:《漫画》67歳母がガン闘病中に「マンション買ってん」。完成間近に告げられた余命に涙...<前編>

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP