<この体験記を書いた人>
性別:はおり
性別:女性
年齢:59
プロフィール:59歳の専業主婦で子どもは3人。皆20代で独立してます。今は夫婦2人暮らし。趣味は猫と遊ぶこと。
我が家には猫が2匹います。
1匹は茶トラの雌猫ちーちゃん、10歳になる甘えん坊です。
もう1匹はチンチラの雌猫はーちゃん、7歳になる行動派です。
2匹とも性格がまるで違うため、行動はバラバラで一緒に遊ぶことはありません。
しかし、この2匹には共通点があります。
それは朝、私と夫を必ず起こしに来るということです!
ちーちゃんは夫を起こし、はーちゃんは私を起こしに来ます。
起こしに来るようになったのは3年前、子どもたちが次々と独立し、いよいよ夫婦二人暮らしになった頃からだったと思います。
それまでは、私は朝6時~6時30分くらいには起きて朝食やお弁当づくりをして、それから猫たちのご飯を用意していました。
それが、夫婦だけになってからは、7時に起きて支度をするようになりました。
夫は7時30分に朝食を食べますし、お弁当も持って行かないので、その時間で十分間に合うのです。
朝の30分は貴重です。
しばらくゆったりできると喜んでいたのですが、あるときから、はーちゃんが朝の6時くらいに私の枕元にやってきて、私の耳の辺りを手でツンツンするようになりました。
猫の手は肉球がついて柔らかいし、爪はひっこめているので痛くはないですが、耳をフニュフニュされると、くすぐったくて寝ていられません。
仕方がなく起きて猫の御飯の支度をして二度寝しようとしますが、目が覚めて結局寝られません。
そうこうするうち、夫も6時頃にちーちゃんに起こされるようになりました。
ちーちゃんの場合は、顔をべろべろ舐めて起こそうとします。
猫の舌はザラザラしていて、舐められると痛いのです。
夫は堪らず、やめてくれー、と言いながら起きます。
夫は朝食ができるまで、朝のニュースを見て、ぼーっとしながら過ごしています。
夫と私を起こした2匹の猫たちは、仲良く朝御飯を食べて毛づくろいをして、それぞれの寝床で寝始めます。
それが、だいたい7時30分くらい。
こちらは猫たちの二度寝を見せつけられながら、「人を起こしといて、寝るんかい!」とツッコミつつ、夫は出勤の支度、私は朝食の後片付けをするのです。
よく考えると、猫たちにすれば以前と変わらない時間に朝食を食べたいから、私たちを起こしているだけ...。
以前はバタバタしていたせいで、猫たちが二度寝していることさえ気が付きませんでした。
最近は、それに気付くくらいの余裕が出てきたということですよね。
猫のおかげで、夫はギリギリで支度をすることがなくなり、朝食もゆっくり食べるようになりました。
いかがですか? 我が家の「猫の目覚まし時計」。
健康的な生活を送るだけでなく、ほっこりした気持ちにさせてくれますよ。
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