<この体験記を書いた人>
ペンネーム:クロ
性別:女性
年齢:43
プロフィール:上は社会人、下は小学生の5人のママです。子どもたちの成長を見守りながら、悪戦苦闘して頑張っています。
2020年の話です。
我が家の隣は、13年前に引っ越してきたときからずっと空地です。
その空地を、数か月前から近所の人(70代男性)が駐車場として勝手に使うようになりました。
ある日、空地側に面している我が家の窓ガラスに、ヒビが入っているのを発見しました。
ただの空地だったので、当然、飛び石などに対してなんの対策もしていません。
どうやら、車をバックで停めるときにタイヤが弾いた小石が窓に当たり、ヒビが入ったようです。
ヒビに気付いて、すぐに夫(42歳)がその男性に文句を言いに行きました。
その男性とは自治会の同じ班ということもあり、ご近所さんの中でも仲良くさせてもらっています。
私が班長の年には、会費を娘(当時10歳)と回収に伺った際に「ジュースでも買ってや」と、娘にお小遣いをくれた人です。
優しく気さくな方なので、夫が話してくると言ったときには、激怒している夫が強く言いすぎないだろうか、と夫の態度のほうを心配しました。
数十分後、帰宅した夫は行く前より怒って帰ってきました。
「そんなん自分とこで勝手に直せばいいやろ! そのくらいのお金あるやろ!」
男性はそう言い張り、謝ることも一切なく、話し合いにもならなかったようです。
その人と話し合っても無駄だと思った夫は、土地の所有者の連絡先を聞いたそうですが...。
「お前に教える必要はない! 善意で貸してくれてるんやから迷惑かけられへんわ!」
男性はそう言って教えてくれなかったそうです。
私が想像していた展開とは180度違っていました。
「あの優しい人が、そんな対応をするなんて...」とショックでした。
夫は「二度と関わるな! あいさつもせんでいい! 子どもらも関わらせるなよ!」とキレまくっていました。
10年ほど前のことです。
その空地で遊んでいた小学校低学年の子どもたちが、砂や石を我が家に投げ入れたことがありました。
そのときに面識のない土地の所有者と電話で話して、誰も入れないように施錠して周囲を網で囲む約束になっていました。
その約束が破られている状態だったこともあって、夫も激怒しているのだと思います。
ただ、土地の所有者の方は亡くなっており、今はその息子さんが勝手に近所の人に貸しているよう。
警察や不動産会社にも連絡し、自治会にも報告しましたが、息子さんとは連絡がとれず、どうすることもできないということでした。
仕方がなく窓は自費で交換しました。
でも、以前と全く状況は変わっていないので、また窓ガラスにヒビが入ってもおかしくありません。
2022年になっても状況は改善されず...。
車だけでなく、空地には粗大ごみと思われる大量の物が捨てられ、草もボウボウ。
我が家だけでなく、近所の人も困っている状況です。
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