不安や落ち込みから立ち直れない時...私の気分転換の方法/中道あん

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。

なんでも颯爽とこなしているように見える中道あんさんも、実は失敗して落ち込むことが多いそう。不安な気持ちや、落ち込みからなかなか立ち直れない時、中道さんが実践している方法とは...

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思いもよらぬことで失敗しちゃった。

叱られちゃった。

私は、おっちょこちょいなので、失敗も多くて落ち込むことがあります。

でも、一晩寝たら忘れちゃったり、美味しいものを食べたりしたら元気になって、また普段どおりに明るい自分に戻ることができます。

とはいえ、不安な気持ちや、落ち込みからなかなか立ち直れない時もありますよね。

そういう時はやはり、起きてしまった出来事や、抱えている不安に対して集中的に脳を使いすぎているのです。

私の場合は、まず頭が疲れ、体のど真ん中あたりがモヤモヤします。

感覚的に嫌な「氣」を感じるのです。

そういう時の「気分転換」や「ストレス解消法」をご紹介します。

モヤモヤした気分や、ソワソワして落ち着かないとき、私の場合、映画を観たり、本を読んだりよりも、体を動かす方が断然いいです。

1. トイレ掃除をする
2. 食べたいものを作って食べる
3. 集中してピラティスする
4. 念入りに部屋を掃除する
5. 捨て活する
6. 部屋に花を飾る

などです。

なんといっても嫌な気持ちを解消さるためには「外側に意識を発散させること」。

とくに「集中とスッキリ」がセットになっており、キレイになることで「爽快感」と成果を感じることで充実感を味わえます。

特に、拭き掃除は最高です。

汚れた雑巾をみると、汚れと一緒に自分のモヤモヤまで落ちていく気がします。

会社員時代には、よくコールスローサラダを作りました。

大好物なわけでもないのに、どうしてマメに作ったんだろうか。

それはやはり、キャベツの千切り作業で無心になれること、まな板に包丁が奏でるリズミカルなサクサクとトントンが小気味よかったからではないかと思います。

ごく自然に、自分のモヤモヤをリセットできていたんでしょう。

そしてもう一つは「ストレスを癒す」方法。

発散することは活動的ですが、静かに五感を刺激して「脳の疲れをとる」方法です。

私にとっては、大きな公園の散歩です。

公園までは遠いので面倒に感じることもあるのですが、疲れていると感じたら「よし!行こう!」と犬を連れていきます。

私は、基本的に歩くことが好きなので、街並みの景色を感じながらテクテクと歩くだけでも気持ちはリセットされます。

5月は寒くもなく暑くもなくちょうどよいので、公園は癒しの場です。

芝生に腰を下ろして、土の柔らかさを感じたり、芝生のチクチクした感じやさらさらした感じを触って確かめてみたり。

雲一つない青空に解放感を感じたり、ゆっくりと変わりゆく雲の形を眺めてみたりして、視覚や触覚、草の香りで嗅覚を静かに刺激する。

公園には野鳥もいるので、タイミングが合えば聞きなれない囀りにも耳が反応します。

ここで、大好きなコーヒーなんかを飲んだら最高に癒されます。

子育て中、子どもがぐずると公園に連れていき泥遊びや水遊びをさせると、機嫌がすぐに直った理由が今はよくわかります。

大人になっても五感を刺激すると効果を感じるのですから、感性豊かな子どもなら尚更でしょう。

とはいえ、近くに公園がない、さほど自然が好きじゃないという方もいますよね。

それなら、アロマオイルを楽しむ、心地よいカフェに行くというのもお勧めですね。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

中道あん


「女性の生き方ブログ!50代を 丁寧に生きる、あんさん流」主宰。Ameba公式トップブロガー。20代で結婚、2男1女を授かる。結婚22年で夫と別居。55歳「自分らしく生きたい女性のための発信塾」を起業。4歳になるイングリッシュコッカースパニエルと日々の暮らしを楽しんでいる。著書に『昨日とは違う明日を生きるための 新しい幸せの始め方(KADOKAWA)』『50代、もう一度「ひとり時間」(三笠書房)』がある

中道あんさんのブログ:アラフィフの生き方ブログ|50代を丁寧に生きる、あんさん流

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『50代、もう一度「ひとり時間」』(KADOKAWA)

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として普通に生きてきた。でも50代になると人生の転機が頼まれもしないのに訪れる。夫との別居、母の介護、女性としての身体の変化、子どもたちの成長。そこから見つけた「ひとりの楽しみ」をあますところなく伝え続ける、「あんさん」流のアラフィフライフ。50代からの人生を前向きに過ごすためのヒントが満載。

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