プライベートに踏み込んだ挙句、「次の親友ができたからごめんなさいね」って...?!

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ペンネーム:OTAFUKU
性別:女
年齢:49
プロフィール:2人の子持ちの既婚です。少しでも家計の足しにとパートに行っていた頃の話です。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

子供が大きくなるのと同時に、大きくなっていくものが出費だなぁと思い悩んでいた頃、友人からの紹介でパートを始めることになりました。

いくつになっても初めての職場、初めての人間関係は緊張するものです。

初出勤の日に私は職場の皆に丁寧に挨拶をさせて頂きました。皆さん笑顔で挨拶を返して下さり、和やかな職場で良かったとホッと胸を撫で下ろした時、早速話しかけてきた人がとても笑顔が素敵な女性でした。

その人(Aさん)は当時の私より2歳年上で、職場の事をとても丁寧に教えて下さいました。

休憩時間も積極的に皆の輪の中に私を入れてくれるような人で、仕事の面でもとても真面目で丁寧な指導に、素敵な人に巡り合えてよかったなと思っていました。

毎日同じ職場で過ごすので、何かの合間に少し喋ったりということはどこの職場でもあると思います。私もAさんから聞かれるがままに家族構成やその他を差しさわりのない程度に答えていました。

ですが日に日にAさんからの質問は、プライベートな領域にまで踏み込んでくることが多くなりました。変な話ですが「ご主人との夜の生活は週に何回?」とか「ご主人か貴女の親御さんが亡くなられたら遺産はどのくらい入ってくるの?」とか。そしてそれと共に「今度の日曜日、ちょっと一緒にランチしない?」とか「家族ぐるみでバーベキューしましょうよ」というお誘いが頻繁になってきました。

2回程は2人でランチに行きましたが、お気持ちは有り難いものの私も家庭があるので週末にそうそう家を空ける訳にもいかず、主人があまり親しくない人との家族ぐるみでのお付き合いをあまり好まないこともあり何とか理由をつけてお断りしていました。

今から思えばAさんは独占欲も強い人でした。職場で私が他の人と話をしていると後で必ず「何の話だったの?」「あの人はあまりいい噂は聞かないから深く喋らない方がいいよ」とその都度こっそりと耳打ちされました。このあたりから私はAさんとの付き合いに疲れてきてしまったのです。

そんな中、昼休みそれまではあまり喋ったことのないBさんから「OTAFUKUさんの旦那さんって亭主関白なのよねぇ?」と突然言われました。

(何故そんな事を知っているんだろう)と一瞬ポカーンとしてしまいましたが、そういえば以前Aさんにそんな話をした記憶があり「そうなんですよ」と答えました。すると「OTAFUKUさんとAさんはすっかり親友になったって聞いたわよ! もう家族ぐるみのお付き合いなんだって?」と言われ、またもやポカーンとした私を見たその人が「気をつけた方がいいよ。あの人、ちょっと変わってるから。まぁ、良い人ではあるんだけどね。疲れちゃうよ」とこっそりと耳打ちして足早に去って行きました。

私は今までのことが色々と思い出され「あぁ、やっぱりそうなのか」とどこかで妙に納得した自分を感じたのです。

後日、Bさんとお話しする機会があり先日のことを聞いたところ、私が入社する前はBさんがAさんのターゲットだったとの事でした。

「きっと彼女も寂しいんだとは思うけどね。でもこっちも職場が一緒だし邪険には出来ないじゃない? OTAFUKUさんが入社してしばらく経った時にAさんがわざわざ『私にも親友が出来たわ。だからBさんとのお付き合いはもうあまり出来なくなるの。ごめんなさいね』って言ってきたんだけどさ。ごめんなさいも何も、あっちがしがみついて来てたのにね」と聞いた時に、次に誰かが入社してきたらAさんは私にそのセリフを言いに来るんだろうなぁとはっきり見えてしまった気がしました。

それから1年後、あの時の予想通り新入社員が入ると同時にAさんからのお誘いはなくなり、そして「次の親友が出来たわ。ごめんなさいね」というセリフを聞かされました。

人間関係のジプシーのようなAさん。

私のこれからの人生の反面教師にさせて頂こうと思っています。

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