【驚いた占い】普通だったらここで終わるのに...なぜか次々と過去のことを当てた占い師

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ジー君のママ
性別:女性
年齢:45
プロフィール:2人の子供を育て上げたばかりのバツイチママです。現在は年老いた猫と2人で人生初の1人暮らしです。

【驚いた占い】普通だったらここで終わるのに...なぜか次々と過去のことを当てた占い師 58.jpg

私が27歳のとき、自宅に呼んだ占い師の話です。

もともと占い好きで、当時は離婚のことなどで悩んでいたこともあって、その頃はいろんな占い師の人に見てもらっていました。

自宅に招いたのは職場の人から教えてもらった占い師で、普段は夜の仕事をしていて副業で占いをしているとのこと。

鑑定料も「気持ちで」という若い女性です。

家に悪い霊などがいないかも聞きたかったので、わざわざ来てもらいました。

「アルバムを見せてください」というので、いろんな写真が入ったアルバムをいくつか見せました。

「あ~この車、あなたを守っていますね」

まず、過去に乗っていた車の写真を見たときそう言われました。

その車は事故で大破して廃車になった車だったのですが、そのときの事故で私は頭を強打して病院に行ったにもかかわらず、たんこぶだけで済み、病院の看護師さんにも「すごい石頭ですね」と褒められたくらいでした。

その人に言われて、あの車が私を守ってくれたんだと初めて気づいたのです。

さらにびっくりしたことがありました。

「あなたのお婆ちゃんがお子さんを守ってくれているから、お菓子を持って墓参りに行くといいですよ」

そうアドバイスしてくれました。

普通の占いならそこで終わるところですが、彼女は違いました。

「紙に包まれたキャラメルみたいな...白い、なんだろう? アメじゃないし...」

頭を抱えながらお菓子の特徴を言ったとき、私にはそれが何かすぐに分かりました。

昔、キャラメルみたいな飴みたいな、紙に包まれたお菓子があって、それが祖母の好物だったのです。

家にいつもあったので私もよく食べていました。

「旦那さんにはお母さんの生霊が憑いてる。お母さんがすごく心配している。本人は危害を加えるつもりはなくても、あなたに気を飛ばしてくるから、旦那さんのお母さんに会わなきゃいけないときは塩を持っておくといいですよ。疲れたときや体調が良くないときは会わない方が良いです」

そんなちょっと怖いアドバイスをしてもらったり、誰かの似顔絵を描いて「この人に心当たりはありませんか?」と言われたのが親しい職場の人だったり...。

一緒に占ってもらった人は、実家の庭に大きな石があるからそれを大切にしてください、と言われて驚いていました。

それまでもいろんな占い師に見てもらっていましたが、いつも言われるのは同じようなこと。

「あなたはこんな人。だからこんなふうにするといいですよ」みたいなざっくりした内容でした。

こんなに個人的なことや過去に起きたことを次々と話して、しかもその話のつじつまが合っているのは初めてでした。

占ってもらった後、祖母の好きだったお菓子を探しましたがもう生産されていなかったようで、似ているお菓子を持って、祖母の墓参りに行きました。

その方は引っ越しをされたそうで、占ってもらったのはこれが最初で最後。

今頃はきっと有名な占い師になっているのだろうと思います。

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