みなさんこんにちは!ワフウフです。
姉・なーにゃんと2人でアルツハイマー型認知症になった母・あーちゃんの介護をしています。
【前回】父の経済的DVを裏付ける言葉や母の預金を巡るやりとり...認知症の母を守るために録音/ワフウフ
【最初から読む】貸し金庫の現金が消えた!? 毒親だった母の認知症疑い/ワフウフ
当時、母は父とふたりで自宅暮らしでした。
しかし、元々経済的と精神的なDV夫であった父が、認知症になり食事の支度や服薬もままならなくなった母のフォローを全くしないどころか、母のお金を取り上げて自分のものにしようとしたので、母を父から逃がすために老人ホームへ入居させることにしました。
母はずっと老人ホームの入居に抵抗を見せていたものの、信頼する認知症の先生の鶴の一言でやっと引越しを決断してくれました。
ありがたいことに引っ越しを決意したことはちゃんと母の記憶に残り、それ以降は気持ちが揺らぐことはありませんでした。
入居金の振込みもスムーズに完了しました。
しかし、その時点で引越しまでもう1週間ほどしか時間がありませんでした。
しかも、父には母の入居先を伝えず秘密裏に引越しするつもりだったので、引越し準備は父にバレないようにする必要がありました。
姉とワフウフは父と顔を合わせないように実家に上がり込み、コソコソとあーちゃんの荷物をまとめました。
運び出しやすいように、かつ、引越し準備が目立たないように、大きな洗濯ネットに荷物をまとめて普段あまり使っていない収納へ突っ込んでいきます。
必要な衣類以外は貴重品や大事なものなど最低限の荷物にしましたが、それでも結構な量になりました。
しかし、慌ただしく母の引っ越しの準備をする娘たちを目の前にしても、母は状況が全く理解できていない様子でした。
と言ったり、
と言ったりするのです。
何とか荷物をまとめ終えて実家を後にする時には、
とまで言い出す始末です。
「引っ越す」という言葉は理解していても実際の行動とは結びつかない母を見て、このまま父にバレないように引っ越しまでの間過ごせるのか不安でいっぱいになりました。
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