閉経後に突然の出血! セカンドオピニオンで実感した信頼できるかかりつけ婦人科医の必要性/中道あん

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。

毎月の生理から解放され、しばらく経ったある日のこと。突然の出血があり、婦人科を訪れようと思った中道さん。かかりつけ医が高齢になったこともあり、新しい先生を探そうと思ったのですが...

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閉経して多分4、5年は経過していると思います。

女性だけにしか分からない毎月の生理の煩わしさから解放されてとても楽になりました。

更年期に入っていると思いますが、それらしきトラブルもありません。

それが去年の秋のこと、

1週間以上おりものが続いた後に血の混じったおりものが出始めました。

そういえば、ずいぶん前に読んだ短編小説。

冷め切った熟年夫婦の妻に再び生理が始まる。

「これで女に戻ることができた、夫に愛されるかも」という期待に胸躍らせていたが、実は癌に侵されていて手遅れに。

とっても皮肉なストーリーが印象に残っていて、そうはなりたくないと、即座に婦人科を受診することに決めました。

かかりつけ医はご高齢になられ、この際、新しい先生を探そうと思いました。

そこで、駅前のまだ新しいクリニックへ。

想像通り待合室は患者さんで埋まっていました。

やっとのこと順番が回ってきて診察室に入ると、目の前には美人の女医さん。

「わぁ。素敵」。

しかも、すごくテキパキとしていかにもデキる感じ。

でも、問診もそこそこに「では子宮頸がんと子宮体がんの検査をしましょうね」との一言で内診室に通されました。

エコーを見ながら内診したあと、「市の子宮がん検診」もしてもらいました。

検査のあとにもう一度診察室に入ると、「子宮内膜が厚いのが気になる」と言われたので「どうしてですか?」と尋ねました。

「だから子宮体がんの検査をしたので」という木で鼻を括るような言い方に、それ以上食い下がれず診察室から出ました。

「え? もしかして癌?」という不安が、頭をよぎりました。

でも、考えても不安が募るばかりでいいことなんて1つもありません。

なので意識的に考えないようにしていましたが、結果が出るまでの2週間がとても長く感じられました。

検査結果当日、診察室に入ると、前回の女医さんが「異常なかったですよ」のひとことで終わり。

余りにも簡単なので、私はあっけにとられました。

「がんじゃなかったら気にするな」ってことかしら...。

子宮体がん検査の後、1週間近く出血が続いたことも言えずに終わりました。

一時的なことだったので、次に何かあっても、このクリニックはやめておこうと決めました。

あまりにも流れ作業的だったからです。

それから4カ月後のこと。

またおりものが続き、今度は本当に生理のような出血があったのです。

今このタイミングで診てもらうと決めて、近くの大学病院へ行きました。

男性医師でしたが、ヒアリングがとても丁寧で、考えられる可能性を並べて、どんな検査をしていくのか説明がありました。

同じような症状なのに、医者によってここまで対応が違うのかと驚きました。

確かに子宮内膜が厚いのは気になるが、「すべてががんでない」ということ。

卵巣の様子から、もしかしたら「まだ生理がある子宮なのかもしれない」とのこと。

出血箇所の特定、その周りから組織を取って細胞検査、採血で女性ホルモン検査。

前回よりも、のけぞるほど痛い子宮体がんの検査でしたが、検査後の出血はほとんどありません。

何もかも前回とは違う対応に、今回は不安を少しも感じませんでした。

それよりもまだ閉経していないかもしれないことに、かすかな喜びも感じていました。

さて、2週間たって結果を聞きにいくと、やはり癌性のものはなく、そして、残念ながら閉経は確実だと言われました。

出血の原因は、子宮筋腫が子宮内膜を押しているからそのあたりが原因かもしれない、と。

次に症状が出たら今度はMRIを撮って調べてみるとのことでした。

今回の件でセカンドオピニオンの大切さを実感したのと、女性にはやはり信頼できる婦人科のかかりつけ医が必要だと思いました。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

中道あん


「女性の生き方ブログ!50代を 丁寧に生きる、あんさん流」主宰。Ameba公式トップブロガー。20代で結婚、2男1女を授かる。結婚22年で夫と別居。55歳「自分らしく生きたい女性のための発信塾」を起業。4歳になるイングリッシュコッカースパニエルと日々の暮らしを楽しんでいる。著書に『50代、もう一度「ひとり時間」』(三笠書房)がある

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『50代、もう一度「ひとり時間」』(KADOKAWA)

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として普通に生きてきた。でも50代になると人生の転機が頼まれもしないのに訪れる。夫との別居、母の介護、女性としての身体の変化、子どもたちの成長。そこから見つけた「ひとりの楽しみ」をあますところなく伝え続ける、「あんさん」流のアラフィフライフ。50代からの人生を前向きに過ごすためのヒントが満載。

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