「何も準備しないよ!」と言いつつ豪華料理をどーんと...ツンデレ!?な義母との攻防戦

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:くあら
性別:女
年齢:55
プロフィール:趣味はバーチャル旅行計画。実行できるのはいつになるやら。

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夫(53歳)と、成人している3人の子どもとの5人家族です。

車で1時間ほど離れたところに住む義母(78歳)は、義父の死後、約10年一人暮らしです。

年末年始は義母宅で過ごすのが習わしになっていますが、2020年末はコロナ禍で来ないでほしいという義母に従い別々に過ごしました。

2021年末は行く予定にしていましたが、義母からは早々に「来るな」というメッセージが家族のLINEに届きました。

「嫌よ嫌よも好きのうち」と言いますが、昔から義母は言うことと思っていることが裏腹なところがあるのです。

「正月は一人で静かに過ごしたい」

という内容のLINEが私にも子どもにもしつこいくらい届きます。

「そんなこと言わずにみんなで賑やかに過ごそうよ」

いつもそう返していたのですが、もしや本当に来てほしくないのかもと夫に言うと、その場で電話をして、あっさりと「来てもいい」との返事をもらいました。

チッ、またかよ、と心の中で舌打ちをする私。

義母は何かにつけてこんな感じなのです。

そして、行く日が近づくと...。

「今年は何もしたくないから何も作らないよ。食べるものは何も用意しないから、そちらで食べたいものを準備して持って来て」

こんな内容のLINEがこれまた頻繁に届きます。

そもそもそのつもりでいたので、あらかじめ作れるものは作り、義母宅で調理するものは材料を買って、かなりの量の食材を車に載せて5人で向かいました。

しかし、義母宅に到着して目を疑いました。

大きなテーブルには、これでもかと言わんばかりの刺身の盛り合わせと何本もの巻き寿司。

さらに、「かなり前に予約して買ったでしょ!」と言いたくなる豪華5段重のおせちが鎮座していたのです。

「何もしないとは?」 と問いただしたくなる光景でした。

これはサプライズなのか嫌がらせなのか?

私が(一応)苦労して作った数の子や煮物は霞んで見え、奮発して買った刺身や寿司はさてどうしたものかと、頭がクラクラしました。

「おばあちゃん、何もしないって言ってたじゃない、だからいっぱい買って来たのに」

「何もしないって言ったって、せっかく来てくれるのにこれくらいするのは当然じゃない」

子どもたちの文句にしたり顔で答える義母を見ると、何も言えませんでした。

そう言えば義母は、結婚以来、何かにつけこんなだったなと改めて思い出しました。

「何もしなくていいから」と言って我が家に来ては、昼も夜も食べて帰る人でした。

そうだった、この人の言うことを額面通りに受け取ってはいけなかったんだ、と正月早々敗北感を感じたのでした。

せめてもの仕返し(恩返し)に大量に余った食材は「正月明けにゆっくり調理して食べてね」と置いて帰りましたが、気持ちは通じたでしょうか。

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