神経痛は避けたい!帯状疱疹の治療と予防は生活の見直しから

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ペンネーム:空見橋
性別:女
年齢:52
プロフィール:両親は短い介護生活ののちに他界しました。そして、私は子育て終了が間近となり、就活からの再スタートです。色々ありますけれど、全てがネタともいえる毎日です。

体が半分痛いんですが

30代の頃から体の半分、例えば左腕の皮膚全体にピリピリ感があることはよくありましたが、しばらくすると治ることから深刻に悩むことはありませんでした。しかし、51歳の6月に左腕ではなく左わき腹に同様のピリピリ感があり、それが治るどころか悪化して、自分には無縁の病気と思っていた帯状疱疹を発症してしまいました。


ひょっとして帯状疱疹?

ネットで帯状発疹の画像を確認してから、もし赤い点々ができてたら帯状疱疹かもしれない・・・と思いながら見てみると、見事に画像と同じような発疹。「あー!帯状疱疹かも」と9割確信しつつも1割信じたくない気持ちで、会社に有休を申請して病院に行きました。

診察は皮膚科でした。先生は湿疹の組織を取り、顕微鏡で確認されました。組織を取られたのが痛かったのと、顕微鏡の画像を大きな画面で見せられて気持ちが悪い中、先生の「帯状疱疹ですね」という追い討ちのような言葉に崩れ落ちそうになりました。


原因と治療について

帯状疱疹の原因のひとつに、ストレスがあげられています。当時の生活は大学受験を控えた息子と、就活中で県外在住の20代の娘のフォロー、そして、残業あり重い責任ありの契約社員の仕事と週末の副業・・・心身ともにキャパシティ超過の毎日でした。そんな生活でも楽しく過ごしていた、と自分では思っていたはずなのですが、もしかするとそう思い込もうとしていただけなのかもしれません。体は正直でした。
先生から痛みを脳が覚えるといけないので、痛み止めと抗ウイルス剤をしっかりと飲んで、10日後に来てくださいと言われました。痛みを脳が覚えてしまうと、神経痛になって治療が困難になるそうです。このまま痛みを抱えたまま生きていくことになったらどうしよう...!と震えました。再診で痛み止めのみを1週間分処方してもらい、薬を飲み切ったところで幸いなことに完治することができました。


自分をごまかさない生活をしよう

先生から休養してくださいと助言されたので、再発を防ぐためにも、仕事や今後の生活の見直しをしなければと固く決心しました。結局、6月末に完治してすぐに7月末で退職を申し出て、有休を消化しながら転職先を探しました。退職した仕事は、もともと産休代替として雇用された仕事で、ちょうど産休明けで戻ってきた社員の人に仕事を戻すタイミングだったので、誰に迷惑をかけることもなく退職できました。仕事は社会とつながりを持つという意味ではよいとは思いますが、ストレスから帯状疱疹になるような働き方では、長く働けませんし、老後の体も心配です。

この経験から、倦怠感や半身のピリピリ感があるとすぐ警戒をし、過度にストレスを感じていないか、疲れすぎていないかを自己チェックするようにしています。今後のためにも、帯状疱疹には二度とかからないようにしたいです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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