みなさんこんにちは!ワフウフです。
アルツハイマー型認知症になった実母・あーちゃんの介護を姉・なーにゃんと2人でしています。
【前回】お金を奪おうと認知症の母を巧みに誘導して操るなんて...! 狡猾な父の罠/ワフウフ
【最初から読む】貸し金庫の現金が消えた!? 毒親だった母の認知症疑い/ワフウフ
認知症になり預金の管理ができなくなった母の通帳やカード、印鑑等は娘達で管理していましたが、母のお金を使いたい父・たんたんはあの手この手でそれらを取り戻そうとしていました。
そして、父はついに母本人に「自分のお金は自分で持ちたい」と言わせることに成功してしまいした。
娘達が母に返却した通帳とカードを父が取り上げて自分のものにしようという魂胆です。
しかし、その時言い争いをしていたのは病院の待合室です。
騒ぎを聞きつけた病院の方から「他の皆様のご迷惑になるので騒ぎが大きくなると困ります。良かったらこちらのお部屋をお使いください」と声をかけられて、別の場所に移動することになりました。
自分の思い通りにことが進みそうな流れに気を良くした父は「行こう!」と先頭に立って歩きます。
その後ろから歩きながら
と、姉が母にこっそり耳打ちをすると、母はハッとした様子を見せました。
姉が言ったことを母がどこまで理解し、記憶していられるかが不安だったのですが、別の場所で話し合いを再開した時に父が意気揚々と
と母に言うと、母はキッパリと
と答えてくれました。
ついさっきまで母は父が教え込んだ通りに「自分のお金は自分で持ちたい」と言っていたのに、急に違うことを言い出した母に父は目を剥きます。
父が執拗に畳み掛けても母は揺らぎません。
父が顔をこわばらせ微妙な空気が流れたところで、母の診察の順番が回って来ました。
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