こんにちは。中島めめです。
今回は、私の妹たちの事について書きたいと思います。
私は三姉妹の長女で、妹が二人います。上の妹とは歳が近いせいもあって、子供の頃からよく一緒に遊んでいました。下の妹は私が小学生の時に生まれたので、名前をつける時に私も両親と一緒になって考えたのを憶えている(採用はされませんでしたが)くらいで、遊び仲間というよりは私にとってちっちゃい妹、という感じでした。
同じ両親から生まれ、育った環境も一緒なのに、三人とも見た目も性格も全く似ていなくて、見た目はともかく性格は持って生まれたものがしっかりとあるんだなあと子供の頃から思ったものでした。それは今自分が親として姉妹を育てていても本当にそう感じます。
私はちょっとした事ですぐ慌ててしまう落ち着きのない性格で、不安になったり悩み事ができるとすぐに話を聞いてもらいたくなってしまうので、身近にいる家族にとってはかなり面倒くさい人間だと思います。
反対に上の妹はドーンと落ち着いた性格で、そういうところは母に似てるな、と思います。
物事をあまり突き詰めてややこしく考えすぎず楽天的で、なんでも笑い飛ばしてしまう強さがあるので私はいつも不安になるとこの妹や母に話を聞いてもらうのですが終いにはうるさがられる、という事を繰り返しています。
そして下の妹は、「ちっちゃい妹」だと思っていたらいつの間にか大人になっていた、という感じであまり長いこと話し合ったりする機会がなかったのですが、私から見るととても飄々とした感じに見えます。
私が自分の心の中を常に周りに実況中継しているような有様なのと反対に、心の内をあまり外には出さず、悩み事があっても出来るだけ自分で解決するよう努力しているのではないかと思います。私も少しは見習わないといけないのですが...。
大人になってそれぞれ家庭を持ってからは姉妹三人が集まる機会は少なくなったのですが、去年の母の日に母と私たち三人で街に出掛け、食事会をしようという話になり久しぶりにみんなで集まりました。
駅で集合して電車を待つ間、私はその時期に気になっている心配事などをここぞとばかりに母と上の妹に話しまくりました。母と妹はまたか...という顔をしながらもちゃんと話を聞いてくれましたが、そのうち母がイラっとしてきた気がしたので話を切り上げました。
いつもは一旦そこで終わるのですが、その日は下の妹もその場にいたので話をしようと思って近づいて行くと、母が「気をつけろ、姉ちゃんがそっちに行くぞ!」と下の妹に注意を促したのでした...。
姉妹がいると大人になってからもいろいろと相談できるからいいね、と言われる事がありますが、それを一番実感しているのは間違いなく私だと思います。
もっと姉らしく頼れる存在になりたいのですが、母からも「あんたが一番危なっかしく見えるよ」と言われるので、難しそうです。
私は何か気になる事があると徹底的に調べる癖があるので、その時得た知識が妹たちの生活に役に立つ事でもあればいいんだけどな、そしたらちょっとは姉らしい所を見せられるのに...なんて調子のいい事を考えてしまう私なのでした...。
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