<この体験記を書いた人>
ペンネーム:さんた
性別:女
年齢:45
プロフィール:子育て中の主婦です。
令和2年の春、末っ子が幼稚園年長に進級しました。
息子の通う幼稚園では秋に行われる運動会で、年長さんは「親子跳び」という種目があります。
一つの縄跳びを使って親子で飛び、その回数を競う競技です。
幼稚園最後の運動会! できる限りのことをやって楽しもうと思い、縄跳びが苦手な息子を励まして説得し、毎朝縄跳びの練習をすることにしました。
練習初日、張り切って早起きし、まずは息子に縄跳びのお手本を見せようと飛んだ瞬間、下半身に違和感が。
まさか!? と思いましたがさらに飛んでみて疑惑は確信に変わりました。
急遽縄跳びの練習は夫に代わってもらい、慌ててトイレで確認してみると、やっぱり、尿漏れでした。
精一杯下腹に力を入れてみたら止まらないかと試してみましたが、飛ぶとどうにもなりません。
意に反して、飛ぶたびに漏れてしまいます。
自分の衰えを目の当たりにし、大ショックでした。
しかし、まさかこんな理由で幼稚園生活最後の運動会の親子跳びを、あきらめるわけにはいきません。
この日から私の尿漏れ防止トレーニングが始まりました。
なんとか尿漏れを止められないか、必死で情報収集しました。
骨盤底筋を鍛えると良いということを知り、動画サイトで様々なトレーニングを見て研究、仰向けになり下腹を意識しながらお尻に力を入れるトレーニングを毎日してみました。
トレーニング自体は難しいこともなく、毎日続けているうちに、日常生活の中でも座っているとき、キッチンに立っているとき、様々なシーンでこのトレーニングができるようになってきます。
そうして自分の体と向かい合ううちに、いつの間にか自分がお腹周りを引き締めることを忘れて生活していたことに気づきました。
若い時はお腹が出ることを気にして普段からお腹に力を入れていたのに、年とともに全くゆるみきっていたのです。
このままではいけない、という思いがさらに強くなり「なんとしても尿漏れを卒業するぞ!」と強く思うようになりました。
毎朝の縄跳びも、子どもに悟られないようにしながら、お腹に精一杯の力を入れて必死で続けました。
1カ月ほどすると、縄跳びを飛んでも尿漏れしてしまう回数が減ってきました。
もう元には戻らないかもしれない、という不安があったので、心から嬉しかったです。
迎えた運動会当日、尿漏れの心配をすることなく、息子と親子跳びで1位になることができました。
息子はもちろんですが、私は息子以上にとっても嬉しく、思い出に残る運動会になりました。
そしてトレーニングの結果が出せたことで欲が出て、たるみきった体型改善につながることを期待し、尿漏れ防止トレーニングはその後もずっと続けています。
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