こんにちは。認知症で要介護4のお義母さん(姑)と、リウマチと骨粗鬆症で要介護5のおばさん(姑の妹)の在宅介護を経験した嫁のバニラファッジです。
前回のお話では嫁の手伝いで入浴する2人の様子を描きましたが、今回は、自立歩行がだんだん難しくなってきたおばさんが介護保険を利用し、自宅で入浴介助が始まった時のお話です。
前回のエピソード:洗うそばから忘れちゃう!?エンドレス入浴介助
まず、嫁も姑も、友人や親戚ではなく「他人」が家に来るということに緊張しました。
姑は部屋の掃除が行き届いていないことを気にし、嫁は今まで自分がしてきた入浴介助が、いい加減だったことを注意されるのではないかと、どきどきしていました。
ヘルパーさんは時間ぴったりに来訪しました。
雑談を交えながら、おばさんの体調をチェックし1時間かけておばさんの清拭をしてくれました。
おばさんは、足の指の間から耳の後ろまでまさに隅からすみまで丁寧に清拭してもらいました。体調がいい時は、お風呂にも入れてもらいました。見ているこちらまで、すっきりと気持ちよくなるほどでした。
訪問時間は1時間で、その間はお任せできる安心感ももちろんあるのですが、「今日はおばさんの身体を拭いてあげないと...」と自分の予定の中に「清拭」を組み込むというストレスから解放されたことはとても大きなことでした。
しかし、相変わらず「そんなのは嫁がやればいい」と言うお義母さんの入浴介助は続いていました。
次回は、お義母さんの入浴介助を介護ヘルパーさんにお願いすることになった時の様子をお伝えします。
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