いるはずのない赤ちゃんが見える。認知症の現れ方、義母の場合/山田あしゅら

こんにちは山田あしゅらです。

『13番さんのあな―介護家庭の日常―』というブログで義両親の介護の様子を嫁の目線で綴り始めて10年が経ちました。

前回の記事:私が義母の家事の機会を奪っていた?少し後悔しているあの頃のこと/山田あしゅら

デイサービスに通い始め義母の認知症は快方に向かったものの、それでも病状はじわじわと進んでいきました。

認知症の症状は物忘れだけではありません。様々な症状が病気の進行によって現れてくるのです。

よくある代表的な周辺症状としては、以下のようなものがあります。

妄想

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幻覚

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徘徊

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場合によっては穏やかな性格だった人が暴言をはいたり暴力的になったりすることもあります。

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人によって症状の現れ方は様々。

義母の場合どちらかと言うと穏やかな認知症で、暴言や物盗られ妄想などの症状は初期のころからほとんどみられませんでした。

ただ、幻覚の症状が少しの間あり、居るはずのない赤ちゃんが見えたり

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着替えを手伝っている私の背後にいる『だれか』と話をしようとしていたこともありました。

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また、時折不穏状態に陥る事もたびたびありました。

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初期の頃は、意識が以前の様にクリアな時と霞がかかった様にボーっとする時が交互に訪れたりしていました。

いわゆる『まだら認知症』の状態です。

今思えばボーっとしている時は不穏にはならず、一瞬クリアになった時にそういったことが起きていました。

どういった仕組みなのかは分かりませんが、病気によって寸断されていた頭の中の回路が

何かの拍子に(風邪などの体調不良や便秘、水分不足が引き金になることも多かった)ピッとつながり、我に返る。

つながる前のボーっとした『自分』は自分であって自分ではない状態のようです。

「私、何をやっていたんだろう?」「私は何でここに居るんだろう?」と混乱します。

ハッと気づくといきなり断崖絶壁に立たされているような感覚...

そんな感じだったのではないでしょうか。

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認知症の人が不穏になるには、何らかの原因があると言われます。

特にまだら状態が頻発する初期の頃の義母には健常な私たちには計り知れない不安と恐怖があったのかも知れません。

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山田あしゅら

指定難病及びうつ病の義父(太郎)と認知症の義母(はな子)の介護の日常を アメーバブログ「13番さんのあな―介護家庭の日常」にて綴り始めて10年近く。 山田家介護のキーパーソンでもある50代主婦。

2017年現在、現在義父は88歳・要介護3。入院をきっかけに2017年7月、老健へ入所。 義母は92歳・要介護4。週5日のデイサービスなどでしのぎながら在宅にて介護をしている。 同居家族は夫(としお・60代・会社員)長男(一郎・30代・会社員)。 このほか結婚して独立した次男(二郎・20代・鍼灸接骨院経営)とそのお嫁さん(さくら・看護師)孫(きんとき・2歳)一人暮らしの三男(三郎・20代・会社員)と結構賑やか。 これらの日常をもとに著書『毒舌嫁の在宅介護は今日も事件です!』を2017年7月に出版した。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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山田あしゅらさんのブログ:「13番さんのあな―介護家庭の日常」

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