増え続ける衣類と本。夫の病気をきっかけに、断捨離を決意した私の奮闘

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ペンネーム:向日葵
性別:女
年齢:50
プロフィール:「大好きな向日葵のように前向きに!」がモットーの、3人の子ども&脳梗塞の夫と暮らす、ワーキングマザーです。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

私は独身時代から、インテリア雑誌を見るのが大好きでした。特に、木の温もりががあふれるカントリー調の家具やインテリアに憧れがあり、お裁縫も好きだったので、自分でパッチワークのソファーカバーを作ったりカフェカーテンを縫ったりして、インテリア作りを楽しんでいました。
それは結婚後も続きましたが、長女、次女、長男と3人の子どもが生まれて、家事育児や夫の自営業の手伝いに追われているうちに瞬く間に月日は流れ、はたと気づけば家の中は理想のインテリアとは程遠い雑然とした状態になっていました。
その原因は「物が多すぎる」のです。

わが家の場合、いちばん多いのが衣類でした。結婚したときに持ってきた婚礼祝いのタンスが大・中・小と3棹(さお)あり、さらに子どもたち用の大きなタンスが1棹、合計4棹のタンスがありました。しかし、増え続ける衣服の収納に追い付かず、ホームセンターで購入した引き出し型の衣装ケースを5段重ねにしたものをさらに利用。それでもあふれ出した衣服が、タンスの上に畳んで積み重なっている状態です。

次に多いのが、本や雑誌類でした。私が独身時代から集めている小説や雑誌などをはじめ、子どもたちの絵本や百科事典などを収納した大型の本箱が3つ。やはり、衣装ケースと場所を争うように壁を埋め尽くしています。本は定期的に購入しているため、どんどん増えていきますから、本棚には収まりきらなくなってきて、床に積み重なることになります。けっしてゴミや不要なものが散乱しているわけではありませんが、ふと見渡せば壁はタンスと衣装ケースと本棚で埋め尽くされていて、床やソファーの上には本や洗濯物がじわじわと、その陣地を広げています。「このままではいけない、なんとかしなくては......」そう思いつつも、なんとなくそのままの生活に甘んじていた私大きな転機が訪れたのは7年前、突然夫が48歳で脳梗塞に倒れたことがきっかけでした。

大きな脳梗塞だったにもかかわらず、幸いなことに1カ月で病院を退院した夫でしたが、自宅で療養しながら近所の脳神経外科にリハビリに通うことに。夫はかろうじて自立歩行はできるものの、右半身に感覚マヒがあったため、少しの段差で躓いたり家具に体をぶつけたりする心配がありました。つまり、夫にとって物があふれたわが家は、危だらけの場所になってしまったのです。これはもう、物を減らすしかありません。こうして私は必要に迫られて「断捨離」を決意したのです。

 

まずは、我が家でいちばん多い衣類に着手!1年以上袖を通さなかった普段着やサイズが合わなくなった服は、涙を呑んで廃棄。スーツやブランド品、あまり着ていない服は親戚に声をかけて必要な人がいなければ、古着屋さんに持って行き処分しました。

次は、本です。着ない服を処分することにはそれほど抵抗はなかったのですが、読書好きの私にとって本を処分するのは、かなり辛い作業でした。冷静に考えれば、よほどのお気に入りでもなければ同じ本をそう何度も読むわけではありません。でも、どの本も、思い入れのある大切なものばかり。感情的に「捨てる」という選択肢は考えられず、古本屋さんに持って行くことにしました。これで床に侵食していた本塁は一掃。そして、これ以降、小説や雑誌を購入する際は、なるべく電子書籍を購入するようになりました。

こうして、余分な衣類と本を整理することで、飛躍的にすっきりしたわが家の居住空間を見渡した夫が嬉しそうに一言。「おお~、広くなったなぁ!」。その言葉で、私の奮闘も報われた気がします。次は、くつろげるインテリア作りにチャレンジしようかなと、心ひそかに画策している私です。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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