<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ぴっぴ
性別:女性
年齢:43
プロフィール:小学生高学年と低学年の2人の子どもを持つパート主婦です。
2022年の夏、コロナがあちこちで蔓延していたときの話です。
子どもの感染が多かったので、小学生の子どもを持つ私はいつもハラハラしていました。
第6波のときはよく学級閉鎖になったのですが、第7波ではなりませんでした。
小学校から感染者が出たと連絡が来たときは、感染者と同じクラスの子どもたちは念のために自宅で唾液を採取するPCR検査をし、陰性だった子どもは登校、感染が発覚した子どもは休む...という形で学校は対応していました。
このときに使うPCR検査のキットは、その都度親が学校に取りに行かなければいけません。
感染の連絡が来るたびに会社を定時にあがったり、早退したりして取りに行きました。
そのとき、社内の50代の女性に言われることが本当に嫌でした。
「また感染者出たのー? こっわーい! 大丈夫だといいね」
「どんどん感染広がってるね。いやーうちもいつ来るかなぁ?」
最初のうちはその程度でまだよかったのですが、だんだん様子が変わってきました。
「そろそろ来ちゃうんじゃない? 今度は陽性じゃない? もう感染しててもおかしくないでしょ」
「なんか悪い予感がするー。悪い予感がするよー。今回はもうアウトじゃない?」
こんなふうに、PCRで陽性になるのではないかといじってくるのです。
最初は心配してくれているんだなと思っていたのですが、もうただの嫌味というか嫌がらせです...。
本人はブラックジョークのつもりかもしれませんが、面白くないし不愉快なだけです。
その頃社内では、子どもから感染して自宅待機している人もちらほらいました。
彼女は、私が子どもからウイルスをもらってくるのではと不安なのかもしれませんが、そんな言い方をする必要はないと思うのです。
しかも、彼女には中学生の子どもがいるので、私と状況は同じはず。
自分が言われたらどう感じるかとか考えないのでしょうか。
言い返すのも面倒なので「いつもすみません」とか「怖いですよね~」と適当に流すようにして対応しました。
幸いにもまだうちの家族は感染していませんが、いくら気を付けていても感染してしまうことがあると思います。
そんな流行のなかで、感染を冷かしたりすることは厳禁だと思うのです。
ちなみに彼女もその家族もまだ感染したことはありませんが、彼女は第7波のときも社内ではノーマスクでした。
何かとちぐはぐで無神経な彼女の態度にもモヤモヤさせられっぱなしでした。
人気記事:《漫画》なぜこんなことに? 美容師の夫の店で娘が親友に無料でトリートメントした結果<前編>
人気記事:《漫画》45歳、子育てが一段落した途端、70代の義母が倒れた! その時の夫の反応に唖然...<前編>
人気記事:寝たきりになった母をこれから誰が見る? 兄から最初に出たセリフ《今日からいきなり介護です(5)》
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。