<この体験記を書いた人>
ペンネーム:マナ
性別:女性
年齢:42
プロフィール:10歳息子・夫・3人暮らし42歳フルタイムワーママです。
以前勤めていた職場での話です。
当時、息子がまだ1歳だったため、家から近い場所で多少融通が利きそうな職場を選びました。
しかし、田舎の職場ならではというか、理不尽なことも多くありました。
1年目はパートだったため、そこまで責任もなく、そこそこうまくやっていたのですが、2年目に常勤にならないかと声をかけていただいて、常勤になってから状況が変わりました。
そこの年長者たちは、今までのやり方を変えたくないのに、新人に意見を求めてはそれを否定して、仲間意識を強めるというやり方をする人でした。
それでも私はいろいろ自分で考えながら、新しいものを取り入れて(もちろんすべて上司に確認していました)、職場をよくしようと真面目に働いていました。
年長者たちはそれが気に食わなかったようで、常勤は私を含め4名しかいないのに、会議などには参加できなくなりました。
というか、会議の前に私を除いた3人で話をしているため、会議の意味がないのです。
決定事項のみ伝えられ、でも一応意見は求められ、あたかもみんなで決めました、という流れ...。
常勤なのにパートのような扱い...でも、仕事量は常勤と同じ...。
また、何年も掃除をしない埃だらけの場所を私がきれいに掃除したのも気に入らなかったのか、確認してから捨てた物を「なんで捨てたのか!?」と責められたこともありました。
敷地内にもう一つ建物があり、確認したいことがあったため「行ってもいいですか?」と確認してから行ったはずなのに、後から「なんで行ったんだ!」と責められたことも...。
とにかく、何をしても叱られる日々に辟易してしまいました。
私よりも20歳ほど年上の人たちが、なんで新人を虐げてしまうのか! 自分はどれだけ偉いのか!
私が異動となったとき、挨拶に行くと「そんな新しい仕事できないんじゃないの!?」と鼻で笑ったあの人たちのことを忘れることができません。
退職してから5年ほど経過していますが、話を聞くと、年長者たちの後ろ盾だった上司が退職し、新しい上司が職場を変えようと奮闘していて、ITの導入をしているとのことです。
もちろん、ITに知識がない人ばかりなので、かなり苦戦をしているようで...。
当時、その作業はすべて私が行っていたので、否定しまくって覚えなかったツケが回ってきてるのでは? と思ってしまいます。
今どこかで会ってその話を聞いたら、鼻で笑い返してやろうと思ってしまう心の狭い私です。
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