「その薬は信用ならん」異常ともいえる徹底した健康管理。その結果、90歳義母は...<後編>

「医者の言葉をそのまま受け取らず、ときには頑固に交渉さえする義母。結果として健康なのですから、その行動は正しいのかもしれません」

「その薬は信用ならん」異常ともいえる徹底した健康管理。その結果、90歳義母は...<後編> 35.jpg

■病弱な義母はとにかく体調管理を徹底

医者から薬を処方されても簡単に信用しない義母。

「自分は体が弱いから薬も気をつけなくちゃ」

そう言って、飲み始めて少しでも体に違和感があると、医者に言って薬を変えてもらうまで交渉します。

普段は大人しい人なのですが、こういった交渉のときは別人のような態度になり、粘り強く交渉を続けます。

湿布薬なども市販のものは自分にとって効きが強いからと小さく切って使い、体に少しでも違和感があると絶対に使いません。

食事についても厳しく管理しており、その日に食べたものを、香辛料まで細かくノートに記録しています。

それを1日も欠かさずにです。

記録し始めたのはもう何十年も前なので、ノートの数は数十冊に。

もちろん、体重や血圧を毎日測定するのも怠りません。

ちょっとでも異常値が出ると、すぐにかかりつけの医者に直行します。

運動も激しくならない程度(いまは散歩)に毎日続けています。

自分が病弱だからという自覚があるからなのでしょう。

神経質といってもいいほど体調管理にこだわった結果、90歳のいまでも健康なのですから脱帽です。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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