「ある日、保健所の人が我が家にやってきて、隣人について不可解な質問をするのです。言われてみれば、いるはずの子どもの声を聞いていないなと思い...」
■不気味...これは深入りすべきでないことかも
先ほどの質問について、保健所の方に理由を聞きました。
その女性曰く、1歳児健診があるのに何度連絡をしても来ていないため、虐待にあっていないか、あるいは住んでいないのかもしれないと様子を見に来たそうです。
そういえば、引っ越してきた当初はたまに窓が開いているとき、子どもに注意したり笑ったりする声が聞こえていたのですが、最近はお子さんの声を聞いていないなと思いました。
その通り伝えると、女性は分かりましたと帰っていきました。
その後、お子さんを見かけることがあったのですが、びっくり!
最初に挨拶に来たとき、奥さんだと紹介された女性とは別の女性がお子さんを連れていたのです。
たまたま親戚が来ていた? あるいは離婚して別の女性が...などと思ったのですが、私が会うたびに人が違っているのです。
細身の髪の長いちょっと派手目な女性だったり、背のすらっとした女性だったり。
その横にご主人がいて一緒に出かけていることもあり、一体どういう家族構成なのかとつい気になってしまいました。
そして2年ほど経つと、ほとんどお隣の家族の姿を見かけることがなくなりました。
ときどき、深夜にご主人が帰宅する音が聞こえるくらいです。
年に1回、自治会の役員総会があるのですが、それにも参加せず2年前にお隣が持ち回りで班長をしたときにも、全く顔を合わせることがなかったくらいです。
最近、お子さんを保育園から連れて帰ってくる姿を見かけたり、幼児用の自転車があるのを確認したりしたのですが、謎は解決されません。
どの女性が母親なのか、誰が夫婦で家族なのかさっぱり分からず、同じ階に住んでいるご近所さんと不思議だね、と話しています。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。