<この体験記を書いた人>
ペンネーム:クロ
性別:女性
年齢:44
プロフィール:上は社会人、下は小学生の5人のママです。子どもたちの成長を見守りながら、悪戦苦闘して頑張っています。
2017年、次男と三男が11歳と6歳だったときの話です。
次男には仲がいい近所の友だちA君(8歳)がいました。
三男も一緒に混ざりながら、毎日のように一緒に遊んでいました。
ある日、A君の友だちで別の小学校に通うB君(8歳)も一緒に遊ぶことになり、4人で我が家の玄関で一緒にゲームをしていました。
私がB君と会うのは初めてでしたが、次男や三男は何度か遊んだことがあるようで、楽しそうな声が聞こえてきました。
ひとしきりゲームで遊んだ4人は、今度は外で遊ぶことになった様子。
すると、次男が「俺のゲームソフトがない」と騒ぎ出したのです。
今どきのゲームソフトは小さいので、「靴とかに入ってしまったのかなー」と言いながら私も一緒に探しました。
数分後、A君が「あったよー。そこに落ちてた」と言い、指差した先は玄関外の階段。
「家の中で遊んでいたのに、そんなとこに落ちてる訳がないやん。おかしいでしょ」とA君に話を聞いたら、とんでもない事実が発覚したのです。
「B君がポケットに入れてて、どうしようって相談されたから落ちてたことにして返した」
まさか、持って帰ろうとしたの? 知ったからにはB君を黙って帰らせるわけにはいきません。
B君に「なんでポケットに入れたの?」と聞くと、「家でも遊びたかった」と言うので、したことは悪いことなのだと話しました。
しかし、最後まで「ごめんなさい」の言葉は出てきませんでした。
初めて見る子なのでB君の親に連絡も取れないし、家も知らないので、とりあえずA君のお母さんに話をしに行きました。
A君のお母さんに話すと、B君の行動に少し驚いていましたが、「いつか何か問題を起こすのではと思っていた」と前置きして、B君の家庭の事情を教えてくれました。
どうやらB君は放置子のようで、服がよく汚れていたり破れていたりするそうです。
また、休日の朝7時台に遊びに来て、お昼も食べに帰らないそうで、A君のお母さんも困っていたようです。
B君の家庭環境を知り、ゲームソフトを盗もうとしたことは許せませんが、かわいそうだなという感情も出てきて、どうしてあげたらいいのか分かりませんでした。
その日はB君の姉(中学生)と電話で話すことができ、B君のしたことについて親と話がしたいと伝えました。
後日、B君の母と電話で話ができましたが、「子どものことが分からない」と悩んでいました。
私も母親ですので、子育てが大変なのは分かっているつもりです。
B君の母に同情しながらも、しっかりと見てほしいことを伝えました。
今後のB君との関係に少し不安がありましたが、息子たちが「ゲームは盗られそうになったけれど、これからもB君と仲良くしたい」と言うので、注意深く見守ることに。
その後も仲良く一緒に遊ぶ姿を見て、優しく育ってくれている息子たちなのだと嬉しく思いました。
時間がたつにつれてA君とB君が遊ばなくなったので、自然とB君とは疎遠になりました。
B君のことは心配でしたが、親としては少し安心しました。
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