こんにちは。斗比主閲子と申します。
アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。
※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)
【前回】投資をすると買い物衝動が抑えられる!? 私の究極節約法
2月中旬になると、そろそろあの時期だなと思います。
はい、確定申告です。
確定申告は、前年1月1日~12月31日までの所得から経費を除いて、所得税を計算し、税務署に報告する手続きです。
確定申告はしなくてはいけない人がいます。
例えば、所得が一定以上の個人事業主やフリーランスで働いている人、会社勤めでも給与所得が2000万円以上だったり、副業所得が20万円を越えていたりすると確定申告が必要になります。
確定申告をしないと、必要な税金を支払っていないことになりますから、脱税になります。
一方で、確定申告をするとお得になる人もいます。
住宅ローン控除、ふるさと納税の寄付金控除、10万円以上の医療費控除などなどで、確定申告をしておくと税金が減ります。
勘違いしている人もしばしばいますが、ふるさと納税は寄付しただけで完結ではなく、確定申告するところまでがセットです。
確定申告の時期は、毎年2月の中旬~3月の中旬と決まっていますが、別にこの時期に確定申告をしないといけないわけではありません。
前年分を1月1日にしてしまっても問題ないですし(さすがに正月に申告はやらないでしょうが)、期限後申告と言って、5年後までなら過去の分を遡って申告することもできます。
ただ、大半の人が確定申告の期限で対応しているはずです。
私も、基本的に毎年この時期に確定申告は済ませるようにしています。
何しろ、早くやる気にはなれないし、後からになって忘れずに確定申告できる自信もないからです!
インターネットのSNSを見ていると、確定申告への恨みつらみをたくさんみることができます。
確定申告では、たくさんの書類を事前に用意する必要があるんですよね。
個人事業主やフリーランスで働いている人なら、収入や経費の証拠書類を全部用意することになります。
レストランや小売店で、「領収書の宛先は〇〇でお願いしています」とお願いしている人がいると思いますが、ああいう書類をこの時期に個人事業主の人は全部整理しています。
大変なので、書類整理は税理士さんにお願いしているという人も多いはず。
また、ふるさと納税なら、ワンストップ特例制度という納税先の自治体が5つ以下である場合を除き、自治体から送られてきた寄付金控除の証明書を全部まとめて用意しておくことになります。
これが、かなり手間です。
去年一年、郵送で届いた紙がちゃんと保管できているか心配で、どこか絶対に忘れていそうな気がする。
私も昔から確定申告はしていて、書類整理は厄介だなと思っていましたが、個人的な感覚だと毎年毎年確定申告の負担は減ってきている印象があります。
理由は色々あって、一つはネットだけで完結するようになったことが大きいです。
以前は証拠書類を台紙にペタペタ貼り付けて、最寄りの税務署に届けにいっていました。
3月14日(確定申告の期限日前日)の夜に自転車を走らせたのは、嫌な記憶として残っています。
それが、最近はPCどころか、スマホだけで、確定申告は完結するようになりました。
凄い変化です。
また、紙の書類が一切不要になり、PDFやExcelみたいな電子ファイルで書類が許されるようになったのも大きいです。
他には、マイナンバーカードとの紐付けもあるでしょう。
マイナンバーカードは様々な批判がされていますが、確定申告をする時には実は負担がかなり減ります。
逆に言えば、確定申告以外では私はマイナンバーカードの恩恵を受けたことがありません(笑)
毎年憂鬱な確定申告の作業ですが、久々にトライしてみると、実は簡単になっていることに気付くはずです。
ただ、マイナンバーカードの発行だったり、ふるさと納税の寄付先のExcel出力みたいなことは、明日すぐにできるものでもありませんので、事前の準備はお忘れなく。
以上、今日はこんなところです。ではでは!!
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