今年から始まった新NISA。私は「あの商品」に投資をしました!/斗比主閲子

こんにちは。斗比主閲子と申します。

アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。

※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)

【前回】面倒な大掃除を家族に頑張ってもらう、我が家のネットフリマ活用法!

今年から始まった新NISA。私は「あの商品」に投資をしました!/斗比主閲子 pixta_90174838_S.jpg

今年1月から新NISAが始まりました。

ざっくり解説をすると、

・投資ができるのは18歳以上

・年間最大360万円(つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円)、生涯最大1800万円の投資枠

・この投資枠で投資をすると売却時に利益が出ても無税(通常は約20%の税金がかかる)

・投資可能な商品は、つみたて投資枠は金融庁お墨付きの約300本の投資信託。成長投資枠は色々(つみたて投資枠と同じ商品も購入可能)

というものです。

三つ目のポイントが重要で、普通の投資は利益が出たら約20%の税金を支払うのですが、新NISAの投資枠を利用して投資をしていると、この税金が一切かかりません。

例えば、100万円投資をして10年後に150万円になっていたとして、普通なら50万円の利益に対して10万円の税金が掛かり、手元には40万円残ります。

これが、新NISAで投資をしていると10万円の税金が掛からず、手元には50万円まるまる残ります。

お得ですよね!

以前は、一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAと、色んなタイプのNISAがあったのですが、今年からはこの新NISA一つになりました。

投資枠が最大で1800万円ですから、よほどのお金持ちでなければ投資をするときは、新NISAを利用するだけで、老後の資産形成には十分です。

こんなお得な新NISA、私もこの1月から早速利用を開始しています。

「あ、出遅れた!」と思った人も安心を。

制度自体は恒久(終わることはない)とされているので、まだ利用していない人は今から始めても十分間に合います。

この新NISAで、私は以前から決めていた、とある商品に投資をしました。

それは、全世界の株式に分散して投資をすることができる投資信託(全世界株式型投資信託)です。

全世界株式型投資信託の凄いところは、一つの商品を購入するだけで、世界約50か国、約3000の企業に一気に投資をすることができる点。

アメリカの有名企業もそうだし、日本の大企業も当然含まれます。

インドや中国の新興企業も含まれていて、これを買うだけで、世界の名だたる企業の株主になれるんです!(投資信託なので、間接的にですけど)

今はアメリカへの投資比率が6割ぐらいと高いのですが、国ごとの株式市場の市場規模に応じて変動するようになっています。

もし将来的にアメリカの元気がなくなったら、勝手に他の国の株式への投資比率を増やしてくれるという、親切設計になっています。

自分で何も考えなくていい。

しかも、全世界株式型投資信託は大人気なこともあって、手数料の値下げ競争も激しいのです。

今は100万円を投資しても、1年間で600円ぐらいしか手数料を支払う必要がありません。

販売している金融機関で利益が出るのかと疑っちゃうぐらい、めっちゃ、お得です。

ちなみに、年間の利回りは、過去30年は9%ぐらいです。

30年前に100万円を投資していたら、今ごろ、1500万円ぐらいになっているという計算です。

将来も同じような利回りかは分かりませんが、世界中の企業に分散投資をするので、どこかの国の企業がダメになっても、世界経済が安泰な限りは、10年、20年の長期間では、問題なく利益は得られるだろうなと考えています。

新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠で、投資できる金融商品に違いがあるのですが、成長投資枠を使って、つみたて投資枠の金融商品を購入することもできます。

私は、この世界の株式に分散投資をする金融商品を、両方の枠で購入するように設定しました。

どんな商品を購入するかは人それぞれで、皆さん色々検討されるといいと思いますが、全世界株式型投資信託は私の"推し"になります。

恐らく、来年以降も新NISAの投資枠では同じ商品を購入し続けるはずです。

以上、今日はこんなところです。 ではでは!!

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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斗比主閲子

"アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層。旧帝大卒で年収は2000万円"ということになっています。ゆりかごから墓場まで、ありとあらゆる人間関係トラブルの相談を趣味で対応しています。単著『私って、甘えてますか?』(総合法令出版)

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

斗比主閲子さんのブログ:斗比主閲子の姑日記

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