「誕生日を祝ってくれる身内もいない孤独老人同士だし...」元夫からのお誘いが失礼すぎる/くるぴた

皆様こんにちは、『ぼっちシニアの幸せ探し貯金日記』の管理人"くるぴた"です。

ここでは昔、結婚生活中に起こった「おいおい、ちょっと待て」と思うような出来事などを中心に書いていきます。

【前回】「家に幽霊が出るから泊めてほしい」離婚した夫から続々届く、不穏すぎるメッセージ

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私と離婚した元夫との接点はmixiのみ。

一時的に途切れることはありますが、気がつくとまたメッセージが来ています。

何度、連絡を断とうかと迷ったか、分かりません。

しかし、その度に踏みとどまったのは、あちらが何かと精神的に危うい雰囲気を出してくるからです。

過去を思い返せば到底許す気にはなれないけれど、完全に見捨てるのも何か、後味が悪い結果になりそうな気がして、とても対処に困ります。

放っておいても自分の好きなように暮らして勝手に幸せになってるような、しっかりした人だったら、何の心配もなく、怒ったり、憎んだりを経て、完全に忘れ去ることができるのですが......

例えば、元夫が以前就いていた仕事を辞めたと報告してきた時のメッセージの一文は以下の通り。

『そこで、スピリチュアル、宗教、考古学、天文学の解説動画を見続け、人間の根源を再確認しつつ決心し、前職とはきっぱり縁を切った』

ええ......?

ちょ、ちょっと。

あの~、仕事辞めるのは別に自由だし、前の仕事は本人の為にならなかったとは、私も思うのです。

でもそこに思い至る経緯が、それでいいんでしょうか?

正直、ひきました。

いや、何を見て参考にしようが、それも本人の自由です。

しかし60代になってからそれでは、何か妙なセミナーとか、聞いたことのない宗教団体とかに勧誘されたりするんじゃないかと、余計な心配をしてしまいます。

考古学と天文学については、特に害はなさそうですが......

ただ、そこから何をどう得たのかは、ちょっと想像がつきません。

とりあえず、その段階では 「仕事辞めたんだ。お疲れ様」 とだけ返信しておきました。

その後、しばらくして、元夫から再びメッセージが。

それはかつて二人で行ったことのある回転寿司での食事のお誘いでした。

しかし、メッセージの全文を読んだら、とてもじゃありませんが、一緒に、食事をする気など失せてしまいました。

『どうせ年末年始も誕生日も祝ってくれる身内もいない孤独老人同士だから、稀にはそんな機会も良いのではないかと思う』

いやいや、良くない。

そんな機会は要りません。

私は確かにいい歳をした独り身の60代ですが、別に誰かに祝われなくたって、人生を楽しんでいるつもりです。

この人に『侘しい孤独老人』扱いされなきゃいけない理由なんてありません。

モテ期だった頃はさんざん浮気を繰り返していたのに、歳をとり貧しくなって、誰にも相手にされなくなってから、こちらに来られても困るというものです。

そもそも、私が年末年始や誕生日を祝ってくれる身内がいない状態になったのは、遠距離結婚し、子どももないまま離婚したのが一番の原因でした。

離婚に至った主な理由は、元夫が病気でも何でもないのに、10年近く生活費をまともに入れず、家事も家計も私1人に任せきりだったからです。

その他、飼い猫をいじめたり、夜中に大音量でゲームをするのを何度言ってもやめなくて、こちらが睡眠障害になるきっかけを作ったりなど、理由は多々あるのですが......

なぜ、その原因になった張本人に、孤独老人呼ばわりされなければならないのか? あまりに納得がいきません。

これが、本人が猛反省して、普通に働いて真っ当な人生を歩いた上で 「あの頃は申し訳なかった」という文面で連絡が来ていたら、私もいろいろ迷ったでしょうし、一度くらいは会ってもいいと考えたかもしれません。

ですが、これでは......

あの人の特徴として、私に対して悪いと思う気持ちが微塵もないというのがあります。

私達が離婚に至るまで、彼が私に謝罪した事は一度もありませんでした。

だけど、こういう人だからこそ、袂を分かって良かったとも思えます。

もし今でも結婚生活を続けていたら、今頃どんな険しい道を歩かされていたことか。

そういえば元夫からは、再就職をしたとか、新しく商売を始めたという話は全くありません。

まずは、そこから始めてもらいたいと思うのですが。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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くるぴた

モラハラ変人夫との「追いはぎに遭ったような」結婚生活を終わらせた『くるぴた』です。現在は病院で清掃のパート等をして、生計を立てています。親も子もないアラ還の独り暮らしは寂しいけれど、離婚によって多くのストレスから解放されたので、後悔はありません。ブログ『ぼっちシニアの幸せ探し貯金日記』の管理人です。

くるぴたさんのブログ:ぼっちシニアの幸せ探し貯金日記 

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