「私の血液型はコロナにかからない」「●型は性格が悪い」血液型が絶対の40代友人。こんな人います?

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:やまと
性別:女性
年齢:42
プロフィール:夫と二人暮らしです。

「私の血液型はコロナにかからない」「●型は性格が悪い」血液型が絶対の40代友人。こんな人います? 40.jpg

知り合いに、血液型絶対主義の女性・Kさん(40代)がいます。

そんなことまで血液型で決めつけるの⁉ と何でもかんでも血液型で判断するのです。

例えば、コロナ禍初期に緊急事態宣言が発動され、みんなが自粛をしていた頃、Kさんは「私の血液型はコロナにかからないから大丈夫!」と遊び歩いていました。

また、好きな芸能人の話になったとき誰かが「私はこの俳優が好き」と言えば「その人は確かにかっこいいけど、確か●型だったよね、なんか性格悪そう」と話の腰を折ります。

そんなある日、Kさんがこんなことを言いました。

「友だちの○○ちゃん、私と同じ血液型だと思ってたけど実は×型だったんだって! 騙された」

「騙すなんて最悪だよね、もう友だちやめる。あなたも○○ちゃんとはもう関わらないほうがいいよ。あの子嘘つきだもん」

またもや血液型の話が始まった...。

○○ちゃんも本当に騙す意図があったのかどうか分かりませんし、彼女の勘違いでは? と思いながらも、いい機会なので前から思っていたことを言いました。

「そこまで血液型にこだわらなくていいんじゃない? 同じ血液型の中でも個人差はあるし、だいたい血液型占いってハッキリした科学的根拠があるのかな?」

そして私は、大学時代に心理学の授業で知った、血液型占いを信じてしまうメカニズムの話をしました。

その授業では「○型はこういう性格、×型はこういう性格」と血液型別の性格特性が箇条書きで書かれた紙が配られ、「自分の性格が、血液型に合っていると思う人は挙手してください」と言われました。

ほとんどの人が挙手した後、教授が一言「今の紙に書かれた性格特性はでたらめです」と言いました。

教授によると、例えば「この血液型は大らかな性格です」と書かれていると、その人は無意識に自分の中の大らかな部分を探してしまうとのこと。

ほとんどの人は、大らかな部分と繊細な部分を持ち合わせているでしょう。

その紙には、そうした誰にでもあり得る性格が書いてあるため、見た人は「当たっている」と感じるそうです。

また、星座や干支は12種類あるのに対し、血液型は4種類しかないので、それぞれの特性も覚えやすいため、話の題材にしやすいというのも、血液型診断にハマる人が多い理由だそうです。

そのことを話してもKさんは「絶対に違う!」と聞く耳を持たず...。

「あなたはA型で几帳面なはずなのに、全然きちんとしていない。ガサツで簡単なこともできないじゃん。血液型が間違ってるんじゃないの? 病院で検査してきなよ」

挙句の果てにキレながら私に暴言を吐きました。

子どもならまだしも、大人になってまでなぜここまで頑なに血液型占いを信じるのでしょうか...。

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