<この体験記を書いた人>
ペンネーム:キジトラ
性別:女性
年齢:46
プロフィール:アラサーでオーストラリアへ移住。夫と2人で旅行を楽しむのが趣味の主婦です。
現在、海外在住の私たち夫婦。
ときどき夫の姉(50歳)が休暇で遊びに来るのですが、彼女は少し変わった人で、いつも対応に苦労させられています。
決して悪い人ではないのですが、義姉はかなり話が長いです。
夫婦で遊びに来るときはさほど気にならないのですが、義姉が1人で来たときは、おもに私が話し相手となるため、帰る頃にはくたくたになります。
肉体ではなく精神的に...。
なぜ、そうなってしまうのか?
義姉はとにかく最初から最後まで話さないと気が済まないタイプなのです。
例えば、2017年の夏、1人で遊びに来たときはこんな感じでした。
そのとき、義姉はとても歩きやすそうなサンダルを履いていたので、私は「そのサンダルいいですね」と、何気なくほめたのです。
すると義姉は途端に張り切り出し、サンダルを買った理由からお店の場所まで、こと細かく話し始めました。
「どこどこのお店で買った」ならまだいいのですが、それで終わりません。
「それまで履いていたサンダルが古くなって、右端辺りがすれてしまって~...」
「以前からパンプスやスニーカーもその店で買っているんだけど~...」
「値段は高めなんだけど、たまたまセールが開催されていて、20%オフで~...」
「あ、そのお店はね、〇〇の駅を出て、真っ直ぐ行ったところのコンビニを右に曲がって、50mほど行った先の商店街の中にあって~」
といった具合に、どうでもいい詳細をダラダラと語るのです。
結局、そのサンダルは履き心地がよくて気に入ったため、色違いで2足買ったというオチにたどり着くまで、20分も要しました。
正直、そこまで興味はなかったため、義姉のサンダルに触れてしまったことを少し後悔しました。
他にも例を挙げればキリがないのですが、辛抱強く耳を傾け、相槌を打つのに徹しています。
最近、義姉と夫(48歳)は、実家の不動産の件で電話で話す機会が多いのですが、会話は毎回1時間を超えます。
そして夫は電話を切ると、いつも疲れ切った顔をしています。
実家の不動産に関して私は部外者なので、あえて何も訊ねないようにしていました。
しかし、あまりにも抑揚のない声で長時間話しているため、何かもめているのかと心配していたら、「姉の話は1時間の電話のうち9割以上が前座、聞きたかった話が聞けたのは最後の3分」と...。
夫も実姉の無駄に長い話に手を焼いているようです。
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