アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■それは、たわいもないぬいぐるみ遊びから始まった
2024年春に中学生になった息子(12歳)には夜のルーティーンがあります。
母である私(46歳)とぬいぐるみ遊びをし、さらにお気に入りを抱っこして眠ることです。
ぬいぐるみには一体一体きちんと名前がついていて、性格もそれぞれ違います。
いまの主要な子たちは、下記の6体です。
まちこ:コアラのぬいぐるみ。ほかのぬいぐるみのママ。しっかりしている。
にゃんこぴー:ここ2年で1番のお気に入り。真面目な性格。
ぱっちゃん:有名アニメキャラのぬいぐるみ。天然で底抜けに明るい。
ぴーこ:しろくまのぬいぐるみ。かわいいがあざとい。
クリーム:緑のカメのぬいぐるみ。のんびりしているがときどき鋭いことを言う。
ホイップ:茶色いカメのぬいぐるみ。穏やかな性格。
ちなみに、息子はパパの役割をしています。
夜の9時30分を過ぎると、友だちとのオンラインゲームを終わらせ、眠る前のいつものお遊びが始まります。
息子:「パパと寝る人!」
にゃんこぴー:「はい!」
息子:「なんでパパと寝たいん?」
にゃんこぴー:「パパが大好きだから...パパはにゃんこぴー好き?」
息子:「あーめんどくさいけん、無理。ぱっちゃん、今日は一緒に寝よ」
ぱっちゃん:「やったー。お布団大好き」
息子:「ぱっちゃんはかわいいなぁ。さあ寝よ」
にゃんこぴー:「ええーー(涙)」
ちなみに、にゃんこピーとぱっちゃんは私の担当です。
こんなやり取りをバージョンを変えながら、毎日欠かさず行っています。
実際はもっと長いやりとりですが...。
息子が小学1年の頃、旅行先でコアラのぬいぐるみを買ったところからすべては始まりました。
その夜、息子はぬいぐるみに「まちこ」と名付け、私が「パパ、1人はさみしい。抱っこして」と、寝ようとしている息子に話しかけたところ、しっかり抱きしめて眠りました。
次の日にはしゃべらないまちこに「まっちゃん、行ってくるね」と話しかけるようになり、返事してあげないといけないかなと思った私が「いってらっしゃい。パパが帰ってくるのを待ってるね」と言うと、とても喜んでいました。
息子が大きくなるにつれてぬいぐるみが増え、内容も複雑になっていまに至ります。
■そんな息子は家の外ではクールなスポーツマン
そんな息子は、中学1年生にして身長170㎝を超える大きい男子。
女子とはほとんどしゃべらず、男子とばかり遊んでいます。
お友だちから聞いたところ、クラスではクールな存在なのだとか。
幼稚園から続けているサッカーの部活に入り、塾の日にちも増え、家にいる時間もずいぶん減ってきました。
いまもこのぬいぐるみ劇場は毎晩続いているのですが、心なしかぬいぐるみ遊びの時間が少なくなってきたような...。
この遊びの終わりも近いのかなと感じています。
このまま変わらず続くのも心配ですが、なくなってしまうのもなんだか寂しい...そんな気持ちです。
にゃんこぴーとして「パパもう一緒に寝ないの?」とついつい聞いてしまいそうです。
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