まさか! 母が「高齢者を狙った詐欺」の標的になるなんて。怯える毎日、どう守ればいい?<前編>

「社会問題にもなっている『高齢者を狙った詐欺』。地方に暮らす母もとうとう標的になってしまいました。毎日怯えて暮らす母。普通の生活もままならないようです。離れて暮らす娘の私は、どうしたらいいか悩んでいます」

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■地方で暮らす母の周りでも詐欺被害が増えてきて...

80代で一人暮らしを続ける母の住居に、高齢者を狙った詐欺の郵便や訪問が多くきて困っています。

80代の父が認知症を発症し、グループホームに入って早5年が経ち、その間、母は一人で家を守ってきました。

母は地方都市に、私は首都圏で暮らしているのですが、母に都会で同居をしようと話をしても、今の場所には昔からの友達、親戚がいて住みやすいので引っ越したくない、と言います。

確かに知り合いも友達も親戚もいない場所で暮らし出して、家に引きこもってしまったらもっと大変だと思う気持ちあります。

ただ最近、地方に住む母の周りでも詐欺が多くあり、普通の暮らしもままならない状況なのです。

ある日、私宛の「裁判所に出頭しないと多額の請求をする」という内容のはがきが、母の元に届きました。

何も知らない母は驚愕して私に電話をしてきましたが、私が「詐欺だから問題ない」というとなんとか納得してくれました。

ですが、今度は「裁判所への出頭期限は明日までです!」と書かれた同様のはがきが届いたのです。

「どうしたらいいか」と母から半泣きの状態で電話がかかってきました。

そして私がいくら詐欺だと言っても「期日が明日までと書いてある」と聞いてくれません。

警察と郵便局に連絡して、やっと詐欺だと納得してくれました。

母は、今後そのようなはがきが届いても無視するように警察から言われたのですが、その後もはがきが届くたびに警察に連絡してそのつど「無視してください」と言われているようです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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