<この体験記を書いた人>
ペンネーム:yobo
性別:女性
年齢:47
プロフィール:体力の限界と戦う2児の母です。
2021年、私は商工会議所主催の交流会に参加しました。
時節柄、参加方法はオンライン。
人との直接の交流も少なくなった中で、これまで出会ったことのないメンバーとオンラインとはいえ、話ができることを楽しみにしていました。
最初に主催者の話があり、地域で工夫しながら活躍されている社長の話を聞き、最後に参加者との交流という流れです。
ところが、地域の社長さんが話し始めた途端、参加者(Aさん)が全体に向けてチャットを送り始めました。
最初は自己紹介のような感じで、次第に宣伝のようになり、気が早いなぁ、と私は思いました。
他の参加者も同じように感じていたと思います。
誰もそのチャットに返信をしたり、同じように自己紹介を始めたりはしなかったからです。
Aさんによるチャットは、地域の社長さんが話を続けている20分間ほど、ずっと続いていました。
その中で、Aさんは「自分は一流だ」という発言もしていました。
どんな資格を持っていて、どのような仕事をしているかなどを発信し続け、ずいぶんと自信のある様子でした。
しかし、次第にAさんの様子が変わっていきました。
「いまは仕事がないので、どうか仕事をください」と言い始めたのです。
さらには「住居確保支援金を受けています」と、生活にかなり困窮していると思われる発信も...。
先ほどまでの自信と勢いはどこへ行ってしまったのでしょうか。
初対面の人たちに全体発信するような内容ではないことを、ペラペラとチャットで続けるAさん。
正直、私はドン引きでした。
そして交流タイム。
今度は参加者たちが映像と音声を繋いでお互いの話をします。
人数が多かったため、小さなグループに分かれて交流することになったのですが、私はAさんと一緒のグループになってしまいました。
そこで初めて拝見したAさんは、70歳くらいの男性でした。
Aさんのしゃべりはとても聞き取りづらく、チャットのときの雰囲気も含めて気味の悪さを感じてしまいました。
他のメンバーは30~40代くらいの男性2人。
たいていの交流会では、自己紹介の後、お互いの趣味や仕事を質問することが多いのですが、そのときは自己紹介しかできませんでした。
というのも、Aさんのこれまでの言動の支離滅裂さを見ていて、私はAさんと関わるのが不安になっていて、自分の身元が分かるような話を避けたかったのです。
他の男性2人も同様のようで、さらっとした自己紹介をしただけでした。
結局、3人でAさんの自己紹介と話をずっと聞く流れになってしまいました。
誰かと仲良くなれたわけでもなく、情報交換ができたわけでもありません。
ただただAさんの支離滅裂な発言を聞くだけの、まったくもって無駄な交流会でした...。
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