50代からの人生を前向きに。程よく「手抜き」な食生活はストレスフリー!/中道あん

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。

どんなに忙しい時にも食事のことを考えてしまう、根っからの「食いしん坊」という中道あんさん。仕事をもちつつ毎日2回のごはん作り、苦痛に思わないのには理由が...

【前回】60代からの人生を豊かにするために。50代から大切にしたい「時間」と「お金」の使い方

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仕事で忙しくしていても、食べることには余念がありません。

朝起きたら今日のお昼は何を作って食べようか。

お昼を食べ終わったら、今日の夜は何を作ろうかな。

朝夕の犬との散歩では食べ物が頭の中をグルグルと駆け巡る。

根っからの食いしん坊です。

とはいえ、手の込んだものは一切作っていません。

手間暇かけた美味しいお料理は、お店で食べる。

家庭料理はシンプルかつスピードが命。

だって毎日のことですもの、苦痛になってはストレスの素。

私は、朝食を抜いた16時間ファスティングが習慣になり、1日の食事回数は2回。

仕事をもちつつ毎日2回のごはん作りは、頑張っているほうではないでしょうか。

ここでわが家の食生活に触れてみたいと思います。

とある月の外食回数をカウントしてみました。

わが家では外食は月に1、2度するのが慣習。

その月は、近所の定食屋さんとお好み焼き屋さんの2回でした。

夜の食事会は2回。

お付き合いなどもあるので3、4回になる月もあります。

友人とのランチは3回。

気分転換に、週に1、2回はひとりランチに出かけるようにしています。

改めて数字にしてみると、外食やコンビニ弁当ランチのビジネスパーソンと比べても、しっかり自炊をしているんじぁないかと思います。

とはいえ、夕飯はお寿司やお惣菜に頼っている日もあるので、何もかも手作りしているとまでは言えません。

「ごはん作りが苦痛...」にならないのは、程よく手抜きしているのと、美味しい外食をすることで、オンオフのバランスが取れているからではないかと思います。

外食が苦痛で苦手だという人は、買ってくるでもいいと思います。

でも、そうすると「味に飽きちゃう」という不満や、カロリーが高めになってしまうことも。

だから、バランスをとるためにも、自炊をするときには旬の素材を使うことをおすすめします。

旬のもの(魚・野菜)はそれだけで美味しいのですから、塩を振ってグリルで焼いたり、煮つけたり。

時間をかけずとも十分美味しいし栄養価は満点。

最近ハマっているのはシンプルな白なすのステーキ。

私の作り方は、皮を剥いて縦に半分に割り、火が通りやすいように断面に切れ目をいれて焼き目がつくまで中火で焼き、火が通ったらポン酢とニンニクを入れ煮詰めるだけ。仕上げにネギとかつお節をかけます。火が通りにくい場合は蒸し焼きにしてもいいです。

ポン酢の酸っぱさは飛んで、うま味だけが残り、ニンニクの風味が食欲をそそるとても美味しいレシピです。

合わせ調味料もなく、フライパンに任せてただ焼くだけ!

本当に簡単なのにメインになる一品です。

春から夏にしか食べられないと思ったら週1でも飽きません。

旬の食材には、やみくもにたくさん調味料を使う必要なんてないと思います。

わが家の調味料は「さしすせそ」が主です。

例えば、美味しいトマトなら塩だけふれば、旨さ倍増!

ブログに書いたら目から鱗と驚かれましたが本当なんですよ。

そして、調理道具もあれこれ持っていません。

菜箸一本でほとんどこなす。

お肉を焼いたりパスタを盛り付けたりするとき、トングがあれば便利だなぁとは思いますが、どんな料理でも菜箸って使うものなので、それでやりくりしています。

おかげでキッチンの引き出しはすっきりしていますし、探し物でイライラすることもありません。

そもそも料理が嫌いという人は、何かしらの理由があるのではないでしょうか。

それは面倒臭さだったり、レシピ通りにしなきゃ、コツが分からない、洗い物が負担etc...かもしれませんが、何か1品でも得意料理ができると作る意欲が湧いてきます。

美味しいと自然と作りたくなるものです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

中道あん

「女性の生き方ブログ!50代を 丁寧に生きる、あんさん流」主宰。Ameba公式トップブロガー。20代で結婚、2男1女を授かる。結婚22年で夫と別居。55歳「自分らしく生きたい女性のための発信塾」を起業。4歳になるイングリッシュコッカースパニエルと日々の暮らしを楽しんでいる。著書に『昨日とは違う明日を生きるための 新しい幸せの始め方(KADOKAWA)』『50代、もう一度「ひとり時間」』(三笠書房)がある

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『「誰かのために」を手放して生きる』

(中道あん/自由国民社)

これまで「家族のために」生きてきた自分に、革命を起こしてはみませんか。そろそろ自分を大切にして自由を謳歌していい。50歳からは心の贅肉を落として軽やかに生きよう。


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『昨日とは違う明日を生きるための 新しい幸せの始め方』

(中道あん/KADOKAWA)

15年前の私は、今がこんなに輝いているなんて、想像すらしていなかった。「家族のための私」から、「私のための私」に! Ameba公式トップブロガーによる40代からの人生を新しく構築する 「女性版ライフシフト」のバイブル。


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『50代、もう一度「ひとり時間」』

(中道あん/KADOKAWA)

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として普通に生きてきた。でも50代になると人生の転機が頼まれもしないのに訪れる。夫との別居、母の介護、女性としての身体の変化、子どもたちの成長。そこから見つけた「ひとりの楽しみ」をあますところなく伝え続ける、「あんさん」流のアラフィフライフ。50代からの人生を前向きに過ごすためのヒントが満載。


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