<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ミリー
性別:女性
年齢:49
プロフィール:高校生の娘が風邪を引いてきて、翌日私にもうつりました。久々の39℃の熱にふらふらです。
少し前のことです。
隣町のスーパーマーケットで2カ月だけ期間限定のパートをしました。
インターネットの求人サイトで見つけて、時給も悪くないし交通アクセスも良かったので、迷わず応募しました。
面接は事務所で行われ、店長(60代男性)に履歴書を提出しました。
すると、挨拶もなしに開口一番「土日や祝日は当然出れるよね?」と聞かれました。
求人広告には「土日祝日働ける人歓迎」と記載はありましたが、必須とは書いてなかったので驚きました。
「いいえ、平日のみ希望です」
「え! 困るよ! 月に何回かは出れるよね?」
とにかく圧がすごいので、根負けしてしまった私。
「はぁ...じゃあ月に1回か2回なら大丈夫です」と答えました。
店長はそのとき、履歴書の空欄に「週に1回か2回、土日出勤可能」と鉛筆でメモをしていました。
後日、採用になると、シフト表を渡されてびっくり。
全部の土日祝日に私の名前が入っているではありませんか!
あわてて店長のところに行き抗議しました。
「面接のときと話が違うのですが...」
「え? 何? 覚えてないけど?」
平然と言い放っただけでなく...。
「もしも急に休むんだったら自分で代わりの人を探してね」
私と同時に採用されたのは全部で4人です。
みんな私と同じくらいの年代か少し上くらいの女性ばかりでした。
その中で1人、平日にしかシフトが入っていない人(Aさん・50代前半)がいたのでお願いしてみたのですが...。
「あ、ごめんなさいね。私は週末は絶対無理。面接のときにちゃんと言ったから。介護があるから」
私も面接のときに言ったのに、私の希望は無視で、なぜかAさんの希望はすべて叶っている様子でした。
「お前がちゃんと言わないから伝わらなかったんじゃないか?」
夫に相談するとこのように言われてしまいましたが、私は確かにシフトの希望を伝えています。
「いやいや、店長ちゃんとメモしていたよ」
「じゃあ人が良さそうだから軽く見られたんだろう」と、即座に言い返されて落ち込みました。
私はよく周囲に「優しそう。柔らかそうな人柄だよね」と言われますが、そのせいですごく損をしたような気持ちになり、このときばかりは自分の性格を呪いました。
翌日、忙しそうな店長に声をかけて再び同じことを言いましたが、知らんふりされました。
「え? え? 何? うん?」
わざと忙しそうに手を動かして、「いやー、そうでしたっけ?」とすっとんきょうな声を出すのです。
土日祝日は人手が足りないのは理解できますが、店長の不誠実な態度に本当にイライラしました。
短期パートなので最後までなんとか頑張りましたが、こんなお店で買い物するか!と心に誓いました。
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