【引きこもる甥を預かって】あの問題児がこんなに素直に...57歳妻の「向き合い方」に感動

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ごんちき
性別:男性
年齢:47
プロフィール:47歳会社員。57歳妻と結婚21年。

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47歳の私と57歳の妻は結婚して21年になります。

子どもはできませんでしたが、2人でそれなりに楽しく人生を送ってきました。

しかし2019年10月25日、関東・東北地方を襲った豪雨災害でちょっとした変化が生じました。

私たちは宮城県に住んでいますが、同県内にある妻の実家が水害で浸水し、半年間ほど住めなくなってしまったのです。

そのため、妻の実家に居住していた妻の母(80代)と高校生の甥を、一時的に私たち夫婦の住む家で引き取ることになりました。

義母は半年後に住居が完成して戻りましたが、甥の方は引き続き私たちの貸家で生活することとなりました。

水害当時、甥は定時制高校に通っていて、学校が苦手なのか休みがちで、下手をすれば進級も危うい状態。

朝は日が高くなってもなかなか起きず、代わりに夜は朝方までゲームに興じる毎日。

食事も不規則で食も細くて体もやせ細り、入浴も気が向いたときに入るだけ。

誰が注意してもなかなか改まらない生活態度に、父親も「この子は手がかかるよ」と言い残して海外へ単身赴任してしまいました。

母親はすでに離婚して別居しており、祖母である義母も「手に負えない」とあきらめていた状態です。

しかし、私たちと同居するようになってから、妻はとにかく粘り強く毎朝甥をたたき起こし、学校に行く時間になれば怒鳴りつけて学校へ行かせました。

定時制なので夜遅くなることもありましたが、帰る時間には必ず食事を用意して食べさせ、風呂に入らせていました。

厳しくすれば甥の態度が悪くなることもありましたが、妻は粘り強く甥とのコミュニケーションを取り続けたのです。

その積極的なコミュニケーションによって、妻は徐々に甥の信頼を得ていきました。

その結果、私たち夫婦のもとで生活するようになってから、甥の生活態度は改善されていったのです。

学校にも順調に通えるようになり、成績もどんどん良くなり、ついには学校でトップクラスの成績を取るほどに成長しました。

今では学校の生徒会長を務め、将来は税理士か公認会計士になりたいと夢を語るようになっています。

今でも夜更かし、朝寝坊で怒鳴られることはまれにありますが...。

子育て経験がないにもかかわらず、妻の粘り強い努力と、高いコミュニケーション能力には本当に驚愕するばかりです。

妻は若い頃から病気がちで、決して体が丈夫とは言えません。

父親が帰国するまでの同居の約束ですが、現時点では帰国の目処が立っておらず、甥の面倒、義母の面倒、我が家の家事と多忙な日々を過ごしています。

妻の方が疲れてしまわないか心配になるこの頃です。

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