「結婚せず、定職につかない」ことが生きやすさの秘訣⁉ 47歳独身フリーランスの私が無敵な理由

就職しても結婚しても安定した未来が見えにくい世の中ですが、私はフリーランスで独身という不安定な生き方を自ら選んでしまいました。気がつけば、今年で47歳と40代後半に突入。しかし、一見安定した生活を選んだように見えた友人も、私以上に不安定な日々を過ごしているようでした...。
※実際に身の回りで起きた実体験エピソードに基づき構成しています。

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ずっとフリーランスの私ですが、友人は会社員が多く私ほど収入が不安定な人はいないと思います。おまけにみんな結婚してシングルは私だけ...。

それでもメンタルが安定してるのは、「身軽なことこそが生きやすさの秘訣」と思うようになったからかもしれません。


某学校の職員をしている友人(45歳)は、休日に一緒にランチに行っても表情が冴えません。

「とにかく毎日仕事が終わらなくて、家に帰っても仕事のことが気になって全然疲れが取れないんだ...」と目の前の食事が全く進まない様子です。

「そっか、昔からけっこう真面目なところあるもんね」学生時代から友人を知っている私は、部活に打ち込みすぎたストレスで体を壊した時のようにならないか心配です。

「でも、私が頑張らないと周りがついてこないし。休日もだいたい寝て過ごして終わっちゃう...」

話が終わってレストランの席を立つときに気づいたのですが、彼女は食事を半分くらい残していました。

彼女を応援する気持ちはもちろんあります。

けれど仕事に対する強い責任感が自分を追い詰めているような...。

会社に所属すれば、福利厚生もしっかりしていて、安定した収入もあるでしょう。しかし自分は彼女みたいな働き方はできないかも...と思ってしまいます。

とにかく、彼女がこれ以上仕事に忙殺されないことを願っています。

また別の友人(47歳)は、久しぶりに会ったらマンガのように目の下にクマがくっきりできていました。

「実は、うちの旦那が浮気してたんだ...」

最近ずっとLINEの返信も来なかったので心配していたのですが、その間に浮気が発覚し旦那さんと揉めていたそうです。精神的なストレスのせいか、彼女はすっかりやつれていました。

「まめに旦那のスマホチェックしてるんだけど、最近パスワード変えてたからなんかあるな...と思ったんだよね」

「旦那さんのスマホ? パスワードはどうやって解除してるの?」

彼女にとっては、旦那さんの新しいパスワードを見つけることなんて朝飯前なのだそう。

スマホのアプリでやり取りしていた浮気相手との約束を写真に撮って、すぐさま探偵事務所に向かった...ということでした。

「自分がまさか探偵を雇うとはね。ねぇ、ダウンジャケットに盗聴器を仕込むと意外とばれないって、知ってる?」

「本当に? やってみたの?」

「うん。やってみた。他にもいろんな場所に仕掛けたんだけど、寝室に仕込んだ盗聴器で証拠が取れた。私がお風呂に入っている間に、浮気相手と甘〜い電話していやがったわー!」

そんなことをテンション高めに話す彼女のことが、正直心配になってしまいました。

オシドリ夫婦だと思っていたのですが、結婚して15年、子どもなしの夫婦は会話もだいぶ少なくなっていたようで、結局その浮気が原因で二人は別れてしまいました。

もちろん、みなが仕事に追われているわけでも、浮気をされるわけでもないと思います。

ただ私の選んだフリーランスでシングルという環境は、ストレスがほとんどありません。収入が不安定なのは取るに足らないことのような気がするんです。

男の人については、友人が何人か居るためそれだけで満足しており、夫までは必要ないかな...と感じています。

結婚と仕事、それぞれのしがらみから逃れられている私は、ほぼ無敵だといえるのではないでしょうか?

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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著者:トウコ
40代後半に突入したフリーランスの独り者。銭湯好きな怠け者。

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