みなさんこんにちは。
日々うさぎの魅力を発信している「うさぎのふうた」の飼い主です。
【前編】10歳目前...大きな病気の予兆だった? 相棒うさぎの「嚥下障害」闘病生活
【中編】燕下障害から3カ月。うさぎに発覚した難病、根尖膿瘍(こんせんのうよう)とは
【最初から読む】犬?猫?いやいや!ペットを飼うなら「うさぎ」はいかが?/ふうたの飼い主
2021年9月10日
初めての大病、根尖膿瘍(こんせんのうよう)が発覚してからちょうど1カ月が経ちました。
病院で処方していただいた薬のおかげで、膿(うみ)は溜まらなくなったものの、左下顎の骨が変形しており、自力で食べられるものは細かく刻んだバナナのみ。
ですが、咀嚼したバナナも口の両端から出てきてしまうので、胃の中に入っていく量はほんの少し。
これだけでは栄養が足りないので、繊維質たっぷりの流動食を4〜5時間おきに1日5回食べさせています。
ちなみにうさぎは、胃腸の働きが弱くなると命に関わる状態になることもあります。
うっかり寝坊しようものなら一生後悔することになるので、私の睡眠は常に浅く毎日3〜4時間程度。
「ふうたにごはんを!」という使命感で目覚める日々が続いています。
ペットというより息子同然なので、介護生活が辛いと思ったことはありません。
ですが、今の内服治療では改善が見込めない状況...。
他に治療の手立てが無いか、かかりつけの病院へ相談しに行ったところ、今度は右前歯の下にも根尖膿瘍(こんせんのうよう)見つかりました。
「このままだと更に悪化していく可能性が高い」という獣医の言葉を聞き、人間年齢で70〜80歳という高齢のふうたに、リスクを負わせたくなかったのですが、9月末に麻酔をかけて精密検査を受けることになりました。
うさぎは気管が細いうえ、呼吸停止が起こりやすい動物。
気管にチューブを入れることが非常に困難なので、呼吸が止まってしまったら助かる見込みはありません。
犬や猫に比べてリスクが高く、亡くなったという話も聞いたことがあるので、出来ることなら麻酔は回避したいと考えていましたが、症状が悪化する可能性が高い今、決断するしかありませんでした。
現在ふうたは、無添加の100%にんじんピューレと
小動物専用の流動食で命を繋いでいる状況です。
無意識によだれが出るので、こまめに拭いてはいるのですが、胸のあたりまで濡れている時は、
お風呂場で洗ってあげないといけない状態。
(洗われるのがとても苦手で嫌がります...)
ふうたにとってストレスだらけだったであろう1カ月半の闘病生活。
麻酔のリスクを乗り越え、新たな治療の手立てが見つかることを信じて、今後も完治に向けて全力でケアを続けていきます。
少しでも早く、ふうたにこの笑顔が戻りますように...。
ふうたの飼い主
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