<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ミリー
性別:女性
年齢:49
プロフィール:あるお店のタルトが好きすぎて新商品が出るたびに衝動買い。家族に「最近太ったんじゃない?」と言われ反省気味です。
つい先日、平日の昼間にショッピングモールをぶらぶらしていたら、娘が幼稚園時代に親しくしていたママ友(Sさん、45歳)にばったり会いました。
10年ぶりの再会を喜び、後日お茶をしようという話になりました。
「ちょっとね、大変な話があるの! じっくり聞いてほしいわ」
なんて言っていたのでドキドキしながらその日を待ちました。
そして当日、Sさんの「大変な話」は予想の斜め上でした。
「私のお友だちなんだけどね、不倫をしているのよ!」
話によると、その「友だち」は息子さんの中学校の担任の先生(25歳、独身)を好きになり、なんと体の関係を持ってしまったそうです。
登校拒否で悩んでいた友だちが先生に何度も相談しているうちに、お互い気になる存在になり、いつしか両想いになったのだとか。
「最近はね、人目を盗んでドライブとかデートを楽しんでいるんだって!」
Sさんは興奮気味に話してくれました。
「でも25歳の先生って若すぎない? よく生徒の母親なんかと付き合う気になったわね」
私が何の気なしにそう言うと、Sさんはニヤリと笑みを浮かべました。
「実はね、これ私の話なの」
しばらく開いた口がふさがりませんでした。
Sさんには子どもが2人いて、下の子(13歳、中学2年生)の担任の先生と特別な関係になったのだとか。
「今はね、デートが楽しみで楽しみで仕方がないの。先生と付き合うようになってから美容とか健康にもすごく気を使うようになったし、家族にも優しくできているのよ」
「私ね、今の自分にすっごく満足してるの! でも同時に怖いのよ。いつかバレたらどうしようって...不安で眠れない日もあるし。特にね、上の娘は勘が鋭いからもう薄々感づいているかもしれない」
そう言ってSさんは心配そうな表情を浮かべました。
それから2週間くらい経ってSさんからLINEが来ました。
どうやら娘さんに「最近ママ急にきれいになったね。なんかあやしいー」と言われたらしく「どう思う? どうしたらいい?」と私に聞いてくるのです。
「人の不倫には立ち入りたくないです」と書いてその後は既読スルーをしていましたが、Sさんの相談は止まりません。
「誰にも言えないことだから!」
「相談できる人がほかにいないの!」
そんな理由でしつこくLINEを送ってきます。
しかもその合間にラブラブな雰囲気の手をつないだ写真が送られてくることも...すっごくモヤモヤします!
若いイケメンと付き合っている私ってすごいでしょ? 20歳も年下の男を魅了した私ってモテるでしょ? とモテ自慢をしたいのでしょう。
Sさんの子どもたちを思うと不倫をやめるように説得すべきだと思いますが、いつかバレて痛い目をみたらいいのに! という黒い気持ちも捨てきれない今日この頃です。
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