<この体験記を書いた人>
ペンネーム:かっちゃん
性別:女性
年齢:42
プロフィール:結婚当初から夫の家族と同居をしている3児の母です。
約8年前、当時7歳の長女をプールに通わせ始めた頃に起きた、ママ友Tさんとのトラブルのお話です。
彼女とは幼稚園のバス停が同じだけの浅いつながりでした。
ところが、偶然にも長女同士が同じスイミングスクールへ通うことになったのです。
お互いに下の子を幼稚園に通わせていたので、引き続きバス停でも顔を合わせる程度の間柄でした。
そんなある日、朝のバスに次女を乗せると「ちょっといい?」とTさんから声をかけられました。
内容はスイミングスクールへの送迎について。
その頃の私は、長女をスイミングへ送り届けてから次女をピアノに連れて行く、割と強引なスケジューリングにトライし始めた頃でした。
長女がプールに慣れてきたこと、小学1年生も終盤になり、一人でできることが増えたこと等が理由です。
それでも、絶対に長女が一人になるタイミングがないよう、行きはスタッフの方々がいる入口まで送り届け、お迎えの時間までにスイミングスクールへ戻る流れにしていました。
それがなぜか彼女の逆鱗に触れたようです。
「一人でレッスン開始を待つのは早すぎる。親としてしっかりするべきだ」
Tさんはそう言って私を責めました。
さらに信じられないことを言ったのです。
「そもそもプールを習うきっかけも、私の真似をしたかったからでしょ?」
Tさんは何を言っているんだろう?全く意味不明でした。
あきれつつも、一つ一つ真摯に説明をしました。
しかし、話は平行線のままどころか、Tさんの謎の言い分でむしろ混乱するばかり。
そんな話を会うたびに言われるので、だんだん嫌になってきました。
「それぞれの家庭の判断であって、なぜ我が家のルールに変更を求めるのか」
そんな質問をしてみましたが、Tさんの言い分ははっきりせず、納得する回答は出てきません。
「周りのママたちも迷惑している」
「問い合わせたら、スイミングスクールのルールにも違反しているとスタッフの方も言っていた」
などなど、にわかには信じられないようなことばかり言ってくる始末です。
穏便に収めたいと思っていましたが、さすがに朝のバス停に1時間、帰りも1時間以上、毎日のように呼び止められて対応するのには限界がありました。
顔を合わせることも苦痛になってきたので、バス停の滞在時間が最短で済むように調整し、呼び出しも理由をつけて断るようにしました。
すると直接攻撃ができなくなった彼女は、LINEでの攻撃を始めたのです。
返事をするのも苦痛でしたが、最低限の返答は行いました。
最終的には、ものすごい長文を送ってきた後にこちらがブロックされるという、これまた不可解な終わりを迎えたのでした。
それから一切の連絡を絶ち、2年ほどして偶然スーパーでTさんと再会しました。
そのときの彼女が言った言葉はこうです。
「あの時はいろいろとナーバスになってた時期だったから、なんかごめんね~」
何事もなかったかのように話しかけてきただけではなく、いったい何を言っているんだろう。
ただ驚くばかりでした。
なんとか「何も気にしてないから~」と作り笑顔で、その場を立ち去りました。
世の中、どう努力しても理解できない人っているものです。
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