言葉は優しさや愛情を伝えることもあれば、相手を傷つけることもあります。特に、失言や暴言を言われた被害者はずっと覚えているものです。そして、加害者のほうは大体覚えていないもの。なぜなら、最初から「悪いことを言った」と思っていないから...。ここでは2022年に「毎日が発見ネット」でよく読まれた、失言や暴言にまつわる人気のエピソードを紹介します。
流産したばかりの私に「赤ちゃんについて語って」。その後もひどかった元親友の「無神経な言動」
ボランティアで知り合った友人A子。ある日、小学校の臨時職員として働くA子から「授業の一環として、赤ちゃんについて語ってほしい」と電話がありました。私は少し前に流産を経験したばかりです。それを知っているのに、「赤ちゃんについて語って」と私に相談するA子の無神経さに失望しました。大好きな友人だったのに、残念で仕方がありません。(56歳・abbyさん)
おそらくですが、A子さんは悪気がなかったのだと思います。だからこそ、余計にたちが悪いですよね。相手を思いやる気持ちに欠けた失言です。
「30歳を過ぎてまた子どもができたの?」妊活の末に妊娠した友人への無神経発言にブチっ!
ママ友のAさんは20代前半で第一子を出産。しかし、その後はなかなか子宝に恵まれず、ずっと妊活を続けていました。遠くの病院に通い、つらいと泣いていたことも知っています。そうしたAさんの努力と願いが実ってか、30代に入った頃に第二子を妊娠。ママ友たちはみんなで祝福しました。ところが、その場にいたママ友Bさんは「また子どもができたの? 30歳を過ぎて?」と衝撃の一言。これには私が頭にきて、その場で食って掛かってしまいました。授かりものに「また」だなんて、神経を疑ってしまいます。(53歳・とらとらさん)
赤ちゃんや妊娠に関することは、デリケートな問題の場合もあります。言葉選びには気をつけたいものです。
「金を払う必要はない」「子どもに罪はない」孫が店のアイスを勝手に食べたのに! 信じられない高齢者の言動
スーパーで見かけたお婆ちゃんとそのお孫さんの話です。お孫さんは5歳くらいの男の子で、アイスクリーム売り場の前に来たとき、突然アイスのフタを開けて食べてしまったのです。小さな子どもですから仕方がないかもしれません。問題はそのあとで、お婆ちゃんはフタを閉じてそのまま売り場に戻すではありませんか。見かねて声をかけると、お婆ちゃんは激怒。「金は払う必要はない」と言い張りますが、間違ったことを子どもの前でするのはどうなのでしょうか...。(52歳・ぴちさん)
お婆ちゃんの発言は子どもを守りたい正義感からかもしれませんが、正しいことと間違っていることはきちんと区別してほしいですね。
失言や暴言にまつわるエピソードを紹介しました。知らないうちに誰かを傷つけることがないように、普段から相手を思いやる気持ちを身につけたいものです。
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- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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