日頃のモヤモヤやイライラ...人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで定期誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「時の過ぎるのが早く感じ、焦っています」というお悩みに、カウンセラーの時田ひさ子さんがアドバイス。さあ、あなたは...どう思われますか？
【お悩み】
時の過ぎるのが早く感じ、焦っています
加齢とともに焦りが重なっています。
やりたいこと、終止符を打ちたいこと、間に合うか...と思うと夜も眠れません。
あまりにも、時の過ぎるのが早過ぎるように感じます。
特に、このコロナ禍のなかではその思いが強く、怖いとさえ思ってしまいます。
東京都 O・Tさん（83歳）
【おこたえ】
書き出してみると自分の本当の気持ちが明確に
ご相談者の特に気になっていることは「間に合うかどうか」なのですね。
少しワーク（作業）をやってみましょうか。
間に合うということはどんなことなのかを書き出してみるのです。
書いていただきたいことは二つです。
一つは、間に合うとは具体的にどういうことを指すのかを確かめていくというやり方です。
例えば、やり残したくないと思っていることを、大小にかかわらず書いてみてください。
具体的であればあるほど良いです。
二つめは、間に合ったあなたが亡くなるときのことです。
どんな表情で亡くなられようとするか、を描写してみていただけますか？
書き出すときに、脳裏に思い描いていることをそのまま文字にしていただけたなら、これだけのワークでご自身の本当の希望が明確になり、腑に落ちると思います。
お試しください。
●時田ひさ子さん（カウンセラー）
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