「留守中に庭に干しておいた洗濯物が勝手に移動されていました。そして、別の日には雨戸が閉められていて...。家族に聞いても、誰もやっていないと言うのです。え、勝手に家の敷地内に他人が入ってきたということ!? 気持ちが悪く、不審に思っていたある日、玄関を掃除していると声をかけられて...」
近所に住む「厄介なお婆さん」の正体とは...
お婆さんが来て「早く帰ってこないとダメよー」と言うのです。
質問の意図がわからず「いつですか? 早く帰らないとダメな日ってありましたっけ?」とトンチンカンなことを聞き返す私。
お婆さんは「だって遅く帰ると洗濯物は湿るし、雨戸を閉めないと物騒じゃないの。ダメよ、早く帰らないと。今回は私がやってあげたからいいけど」と言うのです。
洗濯物と取り込み、雨戸を閉めたのはお婆さんだったのです!
この厄介なお節介なお婆さんは80代で一人暮らし。
大変元気で、別の老人が足を悪くしたといえばそのお宅におかずを持っていき、お世話を焼いて話し相手もしてくれ、町内会の催しがあれば率先して行き、話をしてくる方。
こう書いていると特に問題がないように見えるのですが、この「話をしてくる」のが大問題なのです。
あっちに行ってペラペラ、こっちに行ってペラペラと根拠のない噂話を拡散させ、まるで町内スピーカーです。
そのため、すすんで他人の世話をやくのも実は話のネタを仕入れに行っているだけで、本当に親切心からきている行動かはわからないと近所から言われる始末でした。
この厄介なお婆さんはどこの家の世話でも焼きたがります。
うちは何の変哲もない普通の家庭ですが、例外ではなかったようで...。
この町内スピーカーのお婆さんに下着を見られたとなると、いろいろなところで噂されてることは必至。
雨戸を閉める際も家の中をさぞかしジロジロと覗いたことでしょう。
家の散らかりようはお婆さんの格好のネタになっていると思われます。
あまりの驚きに唖然としている私に、お婆さんは「別にお礼はいいから」と笑って通り過ぎていったのでした...。
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