『食べ物のこと、よく知らずママになりました からだと心と人生が整う食選びの教科書』 (ポールズアリッサ(ありボス)/KADOKAWA)第6回【全9回】
「アレルギーや便秘、不眠、疲労感などの不調は『食』で見直すことができます」と話すのは、ポールズアリッサ(ありボス)さん。「未来の子どもたちに本物の食を紡ぐ」をテーマとする一般社団法人国際IBLPアカデミーを設立するなど、食にまつわる活動を積極的に続けています。彼女の著書『食べ物のこと、よく知らずママになりました からだと心と人生が整う食選びの教科書』(KADOKAWA)では、成分表示の見方、よく使われる原料、原材料などを紹介。添加物や遺伝子組み換え食品などに関しても丁寧に解説し、スーパーやネットでも手に入る「本物」の食品の見極め方も教えています。今回はこの本のなかから、「調味料」についての知識をご紹介します。
※本記事はポールズアリッサ(ありボス)著の書籍「食べ物のこと、よく知らずママになりました からだと心と人生が整う食選びの教科書」から一部抜粋・編集しました。
【7大調味料:塩】太陽の光を浴びた塩はミネラルたっぷり
塩は4種類に分けられる
塩の4分類
精製塩
海水から電気分解で塩化ナトリウムを取り出し、99%以上の純度で精製された塩。
雑味がなく「しょっぱい」だけの味。
再生加工塩
精製塩や海外から輸入した塩に、にがり(マグネシウム)や海水を加え加工したもの。ミネラルバランスが崩れている場合も。
天日塩
海水をくみ上げ、天日で乾燥させたり釜炊きで加熱して作られた塩。最も伝統的で自然なミネラルバランスが特徴。
岩塩
海水が陸上に閉じ込められたり、湖の水分が蒸発したりすることにより、長い年月をかけて結晶化した塩。
塩には精製塩、再生加工塩、天日塩、岩塩の4種類があります。その違いは上にまとめました。
一般的に身近によく使われる塩に、精製塩があります。精製塩とは別名、化学塩と呼ばれるもので、イオン交換膜で生成し、その過程でにがり成分が取り除かれてしまうため、ミネラル成分がほとんど残っていません。さらに、精製塩にはさらさらで使用しやすくするために炭酸マグネシウムを添加しています。
昔ながらの製法で作られたものを選ぶ
塩の分類のひとつである再生加工塩とは、メキシコやオーストラリアから輸入した海塩を日本の海に溶解して、にがりやミネラル成分を添加し作られているものです。ただテクトレをしても、少しわかりづらいのが塩の特徴ですが、塩のテクトレのポイントは、工程の表記を確認して見ることです。そこには、洗浄、溶解、イオン交換膜、立釜、混合、平釜など表記があります。その中でも塩の選び方としては、自然のエネルギーが含まれている天然塩(天日塩)をおすすめしています。これらの本物の塩は製造工程に、天日あるいは平釜や非加熱などと書かれているのが特徴です。
テクトレクイズ! 選ぶならどっち?
【A】
名称:天日塩
原材料:天日塩(オーストラリア)/粗製海水塩化マグネシウム(にがり)
工程:溶解・立釜、混合
【B】
名称:天然塩
原材料:海水(伊豆大島)
工程:天日、平釜
Bは原材料が海水のみで、工程も天日・平窯とあるため天然塩ということがわかります。Aは外国から輸入した天日塩を溶かし、にがりを加えて煮詰めているため、再生加工塩であることがわかります。工程にもたくさんの種類が記載してあるのが特徴です。
正解は...B

