『食べ物のこと、よく知らずママになりました からだと心と人生が整う食選びの教科書』 (ポールズアリッサ(ありボス)/KADOKAWA)第4回【全9回】
「アレルギーや便秘、不眠、疲労感などの不調は『食』で見直すことができます」と話すのは、ポールズアリッサ(ありボス)さん。「未来の子どもたちに本物の食を紡ぐ」をテーマとする一般社団法人国際IBLPアカデミーを設立するなど、食にまつわる活動を積極的に続けています。彼女の著書『食べ物のこと、よく知らずママになりました からだと心と人生が整う食選びの教科書』(KADOKAWA)では、成分表示の見方、よく使われる原料、原材料などを紹介。添加物や遺伝子組み換え食品などに関しても丁寧に解説し、スーパーやネットでも手に入る「本物」の食品の見極め方も教えています。今回はこの本のなかから、「調味料」についての知識をご紹介します。
※本記事はポールズアリッサ(ありボス)著の書籍「食べ物のこと、よく知らずママになりました からだと心と人生が整う食選びの教科書」から一部抜粋・編集しました。
【7大調味料:砂糖】イライラは白砂糖のせい?
白い砂糖と茶色の砂糖、どちらを選びますか?
一般的に、私たちがよく目にする上白糖やグラニュー糖などの白砂糖には、高度な精製の過程でミネラルやビタミンなどの大切な栄養素が取り除かれています。白砂糖を過剰に摂取すると血糖値が急上昇し、インスリンが大量に分泌され、低血糖を起こしやすくなります。また、アドレナリンが放出され、興奮時に発生する神経伝達が活発になり思考力が減退し、集中力の低下やイライラを引き起こす原因になるとも言われています。さらに、胃腸の働きが鈍くなる糖反射を起こし、便秘の原因になることも。
そのため、原料に過度な加工を加えない、天然のミネラル成分を含んでいる茶色い砂糖(粗糖)がおすすめです。粗糖は栄養価も高く、血糖値の上昇もゆるやかで、胃腸への負担が少ないのも特徴です。
おすすめなのは、黒糖やきび砂糖、てんさい糖、アガベシロップやはちみつ、メープルシロップなどで、いろいろな料理に使いやすい甘味料です。
茶色くお化粧されてる砂糖もある
ミネラルを含む砂糖は、いずれも茶色い色をしていますが、実は精製された砂糖の中にも、カラメル色素などで色をつけたものもあります。
例えば、三温糖はサトウキビから上白糖を精製し、残った液糖をさらに煮詰めて作られたものです。白砂糖と同類なため、ミネラルは含まれていません。このほか、きび砂糖やてんさい糖の中にも、精製されてミネラルが除かれたものもあります。原材料だけではなくテクトレすることも大切です。
さらに、原料に遺伝子組み換えのものや農薬の心配の可能性もあるため、原料は国産で、遺伝子組み換えではないものを選びましょう。
テクトレクイズ! 選ぶならどっち?
【A】きび砂糖
名称:きび砂糖
原材料:サトウキビ(沖縄県製造)
【B】三温糖
名称:三温糖
原材料:原料糖(豪州製造又は国内製造又はその他)/カラメル色素
正解は...A
きび砂糖は三温糖よりミネラルが豊富です。産地がはっきりとわかるものを選びましょう。三温糖は着色料が使われていないものを選びましょう。

