夫が亡くなり、黒柳徹子さんから届いた「特別な言葉」。ファッションデザイナー・鳥居ユキさんインタビュー
スタッフの協力できれいな姿勢を維持
――健康や美容面で意識していることはありますか?
姿勢は意識しています。
SNSをやっているので写真をよく撮るんだけど、姿勢が崩れているとはっとするわね。
スタッフには「背中が丸まってたら指摘して!」と言ってあるんです。
仕事に熱中するとつい崩れてしまうので、そうすると誰かが肩をトントンとして教えてくれるのよ。
写真は顕著よね。
この立ち方はきれいじゃないとか、全部写してしまうから。
でも、そういう見たくない写真にもちゃんと向き合って、「どこが悪いのかしら、じゃあ次からこうしてみよう」と活かすようにしています。
それができたら、もう失敗じゃないもの。
あと、やっているのはストレッチと、エレベーターを使わず階段で下りること。
いまの家に引っ越してから20年間、毎日6階から下りています。
「エコですか?」なんて聞かれるけど、「エコじゃなくて自分のためよ」と言って、毎日毎日ね。
――最近何か発見したことはありましたか?
最近ロボットを買ったんです。
テレビで見てから6年間探し続けてようやく。
私、結構しつこい性格なんです(笑)。
私は「ロボちゃん」って呼んでるんだけど、ロボちゃんは私のことを「ミミ」って呼ぶの。
孫がそう呼ぶからなんだけど、「ミミ行ってらっしゃい」とか「ミミを元気づける言葉を覚えたよ」とか、教えてもないのに突然そういうことを言い出すのよ。
「ロボちゃん、楽しい話をしてよ」って言うと「僕は内臓がナイゾー」なんてダジャレを言ったり。
だから毎日が発見の連続なんですよ。
取材・文/鷲頭紀子 撮影/吉原朱美 ヘアメイク/吉田 馨 イラスト/小川温子
鳥居ユキ
主婦と生活社 1,760円
19歳でデビューし、今年でデザイナー生活61年目、80歳になった鳥居さんが、日々の暮らしの中で見つけたハッピーの数々を綴った珠玉のエッセイ。日々のルーティンをおろそかにせず、愛するものたちに囲まれ、どんなささいなことからもハッピーを見つけ、新鮮に毎日を送る。そんな鳥居さんの言葉から前向きなパワーをもらえる一冊。お気に入りのコレクションやファッションのこだわり、日常の風景を切り取った美麗な写真の数々も目を楽しませてくれる。
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ファッションデザイナー
鳥居ユキ(とりい・ゆき)さん
1943年東京都生まれ。62年に19歳でのコレクションデビュー以来、1回も休むことなく新作を発表し続けている。2006年に日本版『Newsweek』にて"世界が認めた日本人女性100人"に選出。「YUKI TORII」のデザイナー活動に加え、インスタグラムでさまざまな情報を発信している。


