「今日1日、なにやってたの?」家事、全部やめちゃおうかな/無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典
【第1回から読む】「オレも家事・育児手伝うから」そもそもあなたの仕事です!/無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典
『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』 (岡野あつこ:監修/日本文芸社)第5回【全9回】
「今日1日、なにやってたの?」
夫婦は相手を尊重してこそうまくいくもの。けれど、こんな無自覚な夫の一言によって、ときに妻をイラっとさせてしまうことも...。
夫婦問題研究家・岡野あつこ氏が監修する 『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』 では、「地雷ワード」をイラストを交えながら紹介。
「イクメン」「家族サービス」などが、なぜ妻をイラつかせるのか、しっかり解説。さらには言い換えワードも掲載しています。
本書からうっかり言いがちなワードを厳選して紹介します!
※本記事は岡野あつこ:監修の書籍『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』(日本文芸社)から一部抜粋・編集しました。
<地雷ワード01>
今日1日、何やってたの?
心身の疲れで思うように家事ができず
日々の育児疲れが蓄積し、家事をさぼってしまった妻に対して、帰宅した夫が言い放ちがちなひと言。散らかったゴミやシンクにたまった洗い物などのカオス状態を見て、夫としては「オレは1日仕事してきたのに...」と内心キレながらもマイルドな表現に抑えたつもりなのでしょう。とはいえ、子どもの寝かしつけに何時間も費やした翌日など、心身ともに疲れて何もしたくない日は誰にでもあるもの。妻も内心では後ろめたさやできないもどかしさなどの感情を抱きながらも体が動かず、どうしようもなかったわけです。それに対して、気づかいが一切できないというのが夫という生き物なのですが、ただのイヤミにしか聞こえないだけに要注意のワードです。
<夫へのひと言>
なーんかもう疲れたから、家事は全部やめちゃおうかな......(34歳Yさん)
<地雷ワードの言い換え>
「いつもよくやってくれているから、たまにはゆっくりして。オレがやっておくから」
仕事から帰ったときに、家がいつもと違って散らかっていたり、洗い物がたまっていたりしたときは、妻が相当に疲れていることを察しましょう。そして、そんなときは夫から家事や育児をすることを申し出ましょう
<地雷ワード09>
パパ、帰ってきましたよ~
子どもに対する愛情の深さはありがたいのだが
どうにか子どもの寝かしつけを終えて妻がほっと一息ついたのも束の間、飲み会などから帰宅した夫が上機嫌で子どもの寝室にわざわざ顔を出し、満面の笑みで発しがちなセリフ。1日外で働いていて子どもとの時間をとれなかったのですから、愛情も伝わり憎めない行為ではあります。しかし、そのせいでやっと寝てくれた子どもが目を覚まし、キャッキャと騒ぎはじめるなどして、再び寝かしつけ作業が発生するわけです。今まで長時間を費やして達成した状況を無駄にされた妻にとっては、ありがた迷惑な行動でしかありません。無関心な夫に比べればまだマシとはいえ、子どもへの愛情というより、むしろ自分の都合優先の困った夫といえます。
<夫へのひと言>
空気読め!(25歳Yさん)
<地雷ワードの言い換え>
「今日もありがとう。子どもの笑顔が見たいな」
仕事をがんばって帰ってきたら、子どものかわいい笑顔に癒されたいという気持ちはわかります。まずは1日がんばった妻に労いの「ありがとう」を伝え、そのあとに妻も大好きな「子どもの笑顔が見たい」と伝えましょう
監修:岡野あつこ
夫婦問題研究家、公認心理師、社会デザイン学MBA。目白短期大学非常勤講師。1991年に離婚相談室を設立、相談件数4 万件以上を手がけた夫婦カウンセリングのパイオニア。離婚・夫婦問題カウンセラー養成講座で後進を育成。マル秘テクニックを交えた的確なアドバイスが好評。NPO 日本家族問題相談連盟理事長。『ある日突然妻がいなくなった―聞こえていますか、妻の本音』(ベストブック)、『産後クライシス なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか』(角川学芸出版)、『最新 離婚の準備・手続き・進め方のすべて』(日本文芸社)、『夫婦がベストパートナーに変わる77 の魔法』(サンマーク出版)ほか30 冊以上の著書がある。

