醬油、味噌、酒など日本人になじみ深い発酵食品を生み出す「麹」。日本特有の麹菌からつくられる麹調味料は、身土不二そのもの。今回は、人気の麹料理研究家・阿部かなこさんによる、「麹」のすばらしさとそれを生かしたレシピをご紹介します。どれも簡単に作れておいしく、体の内側からきれいになりたい方にぴったりのものばかり。ぜひ、毎日の食生活に麹を取り入れて、心も体も心地よい毎日を送りましょう!

※本記事は阿部かなこ著の書籍『体の内側からきれいになる 麹のレシピ』から一部抜粋・編集しました。

毎日使える!塩麹レシピ

和えものから炒めもの、煮もの、揚げもの、鍋ものまで、オールマイティに使えるのが塩麹。

旬の素材と組み合わせて、麹のおいしさをたっぷり味わってみてください!

生野菜の塩麹浅漬け

調理時間:各5分 日持ち:3~4日

「和えれば漬物」「混ぜればスープ」!便利過ぎる「塩麴レシピ」/体の内側からきれいになる 麹のレシピ(2)

素材のよさを引き出してくれる麹の力をいちばん味わえるのは、こんなシンプルなメニュー。

生野菜に和えるだけで、一品できあがり! ご飯にも、お酒のつまみにもぴったり。

材料(2~3人分)

■白菜とにんじんの塩麹浅漬け

白菜 ... 1枚
にんじん ... 1/4 本
塩麹 ... 小さじ2

■きゅうりの塩麹浅漬け

きゅうり ... 2本
塩麹 ... 大さじ1

■ナスの塩麹浅漬け

ナス ...2本
塩麹 ... 大さじ1

つくり方

「和えれば漬物」「混ぜればスープ」!便利過ぎる「塩麴レシピ」/体の内側からきれいになる 麹のレシピ(3)

1. 野菜を食べやすい大きさに切る。ナスは3分ほど水にさらしてから水けを絞る。

2. 保存袋にそれぞれの野菜と塩麹を入れて、袋の上から手でもみ込む(写真a )。空気を抜いて、冷蔵庫で1 日寝かせてからいただく。

MEMO

ここで紹介する野菜以外に、キャベツ、トマト、レタス、大根、山芋、アボカドなどを切って漬けてもおいしい。

旬の野菜でつくるのがおすすめ。いろいろ試してみて!

塩麹のスープ3種

調理時間:各15分 日持ち:2~3日

「和えれば漬物」「混ぜればスープ」!便利過ぎる「塩麴レシピ」/体の内側からきれいになる 麹のレシピ(4)

塩麹をお湯に溶かすだけで、滋味あふれるスープに。

市販のコンソメやだしの素を使う必要がありません。

冷蔵庫の残り野菜を片づけるのにも、うってつけの一品!

■ささみと大根の便秘解消梅スープ

材料(2~3人分)

鶏ささみ ... 3本
大根 ...8㎝
卵 ...2 個
梅干し ...2 個
A: 塩麹 ...大さじ1~1と1/2
  醬油 ...小さじ1
  酒 ...大さじ1
  水 ...500ml
片栗粉 ...大さじ1
水 ...少々

つくり方

1. ささみは筋をとり、ひと口大に切る。大根は1㎝幅のいちょう切りにする。梅干しは種 をとり、4等分にする。

2. 鍋にA を入れて煮立てて1 を加え、アクが出たら除き、大根がやわらかくなるまで中火で煮る。

3. 卵は溶きほぐす。2 が沸騰したら、溶き卵を入れる。

4. 片栗粉を水で溶き、3 に加えてとろみをつける。

■ピリ辛韓国風スープ

材料(2~3人分)

乾燥わかめ ...5g
レンコン ...1節
豆腐 ...1/2 丁
A: 塩麹 ...大さじ1〜1と1/2
  醬油 ...小さじ1
  コチュジャン ...小さじ1/2
  水 ...500㎖
ごま油 ...少々

つくり方

1. レンコンは5㎜幅のいちょう切り、豆腐は2㎝角に切る。

2. 鍋にA を入れて煮立てたら1 と乾燥わかめを加え、5 分ほど弱火〜中火で煮る。器に盛り、食べる直前にごま油をかける。

■あさりと野菜のごちそうスープ

材料(2~3人分)

あさり ... 100g
キャベツ ...2 〜 3 枚
しめじ ...1/2 パック
ミニトマト ...4 個
オリーブオイル ...大さじ1
カレー粉 ...大さじ1
A: 塩麹 ...大さじ1〜1と1/2
  白ワイン(または酒) ...大さじ1
  水 ...500㎖
こしょう ...少々

つくり方

1. あさりは砂抜きをする(P.116 参照)。キャベツはざく切り、しめじはほぐす。ミニトマトは半分に切る。

2. 鍋にオリーブオイルを熱し、キャベツ、しめじを入れて炒め、カレー粉を加えて混ぜながら炒める。

3. トマトとあさり、A を加えて煮立ったら弱火〜中火にして、あさりが口を開くまで5分ほど煮る。こしょうで味を調える。

ザクザク鶏から揚げ

調理時間:20分 日持ち:2~3日

「和えれば漬物」「混ぜればスープ」!便利過ぎる「塩麴レシピ」/体の内側からきれいになる 麹のレシピ(5)

酵素の力で、鶏肉がやわらかくしっとり。

ザクザクッ、ふわ~、ジューシー、とワンランク上のから揚げになること間違いなし!

材料(つくりやすい分量)

鶏もも肉... 2枚(500g)
A: 塩麹 ... 大さじ2
  醬油 ... 大さじ1
  酒 ... 大さじ1
  ごま油 ... 大さじ1/2
  にんにくのすりおろし ... 小さじ2
片栗粉 ... 適量
揚げ油 ... 適量
いんげん ... 適量
レモンのくし形切り ... 適量

つくり方

「和えれば漬物」「混ぜればスープ」!便利過ぎる「塩麴レシピ」/体の内側からきれいになる 麹のレシピ(6)

1. 鶏肉をひと口大に切る。ボウルに鶏肉、A を入れて漬け込んでおく(写真a )。30 分〜ひと晩漬け込むと味がしみる。

2. 鶏肉の汁けを切り、片栗粉を全体にまぶす。鍋に揚げ油を180℃に熱し、いんげんを素揚げする。鶏肉を入れ、きつね色になるまで揚げる(揚げ油が180℃以下になると、表面が
べちゃっとしやすい)。

3. 器に盛り、揚げたいんげん、レモンを添える。

MEMO

「和えれば漬物」「混ぜればスープ」!便利過ぎる「塩麴レシピ」/体の内側からきれいになる 麹のレシピ(7)

揚げものの油は、無臭タイプのココナッツオイルを使っています。

ザクザクでおいしい揚げものになりますよ。

酸化しにくいのと、時間がたってもべちゃっとなりにくいのが嬉しい。

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