腸内環境を整えるなら、まずは納豆!薬学博士・國澤先生に教わる「究極の納豆の食べ方」
究極の食べ方はこの二つ
玄米ご飯にかける
玄米には食物繊維と菌のリレーを助けるビタミンB₁が多く、納豆には食物繊維を糖に分解する納豆菌が豊富。一緒に摂ることで効果がアップ。
サバ缶とあえる
納豆菌には、サバ缶に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)から炎症を抑える働きをもつ成分を作り出す菌がいます。よく混ぜてどうぞ。
トッピングで効果アップ
「納豆菌が生きたまま腸に届けば、糖化菌として、食物繊維やオリゴ糖から乳酸や酢酸の材料を作ってくれることが期待できます。そのためには、食物繊維と一緒に食べるのがおすすめ」と、國澤先生。
特に、のりや海藻類など、水溶性食物繊維を含む食品が効果的です。
菌のリレーを円滑にするには、ビタミンB₁も不可欠。
研究では、ビタミンB₁の摂取が、腸内細菌と短鎖脂肪酸の産生に影響を与えることも分かってきています。
また、オメガ3脂肪酸を含むサバ缶やアマニ油と合わせるのも◎。
アマニ油はティースプーン1杯程度かければ十分です。
のり
腸内細菌の働きを高める水溶性食物繊維やEPAが充実。
めかぶ
水溶性食物繊維に加え、免疫力を上げるフコイダンも豊富。
なめたけ
便通を良くする他、血糖値を上げにくくする作用も。
おくら
水溶性食物繊維が消化を助け、有用菌のエサになります。
切り干し大根
食物繊維がとても豊富。納豆菌の働きの活性化にも役立ちます。
アマニ油
オメガ3脂肪酸が充実。納豆にかけて食べるのが◎。
構成・取材・文/寳田真由美(オフィス・エム) 撮影/米山典子 イラスト/佐々木一澄
<教えてくれた人>
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN ニビオン)
ヘルス・メディカル微生物研究センター センター長
國澤 純(くにさわ・じゅん)先生
大阪大学薬学部卒業、薬学博士。米国カリフォルニア大学バークレー校へ留学後、2004年東京大学医科学研究所助手。同研究所助教、講師、准教授を経て、2013年より現所属プロジェクトリーダー。2019年より現職。


