【新NISA】手間をかけたくないなら、投資信託はインデックスファンドがおすすめ(2)

『イラストと図解で丸わかり!世界一やさしい新NISAの始め方』小林亮平/KADOKAWA)第3回【全6回】

元銀行員で、現在はYouTubeやSNSで資産運用の入門知識を発信し続けている小林亮平さん。自作のイラストを駆使した丁寧な解説が好評です。その著書『イラストと図解で丸わかり!世界一やさしい新NISAの始め方』(KADOKAWA)では、新NISAに「なんとなく興味がある」「これを機にやってみたい」という方のための、新NISAの基本や上手な活用法を解説。今回はその本の中から、投資の基礎から始め方、銘柄選び、出口戦略まで、知識ゼロから新NISAを始めるためのポイントをご紹介します。

本記事は小林亮平著の書籍『イラストと図解で丸わかり!世界一やさしい新NISAの始め方』から一部抜粋・編集しました。

インデックスファンドの投資信託を選ぼう

投資信託の良さを知ったあとは、新NISAでどの投資信託を選べばいいか気になる人も多いでしょう。そこで、投資信託の種類について詳しく解説します。

投資信託には、大きく分けてインデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります。インデックスとは日本語に訳すと指数と言いますが、ここではいろんな会社の株価の平均点だと考えてください。

たとえば、日経平均株価は、ユニクロを展開するファーストリテイリングや通信系大手のソフトバンクグループなど、日本を代表する企業225社の株価を平均したものです。

指数を算出するための平均を求める方法は様々なものがありますが、多くの企業の株価の平均点である指数と同じ動きをするのが、インデックスファンドです。

つまり、日経平均株価に連動するインデックスファンドを買えば、国内の大企業225社の株価の平均点に投資することになります。

分かりやすく説明すると、投資信託は様々な株式が袋詰めになった商品であるため、インデックスファンドを買えば、それらの株式の平均点に投資できると考えればいいでしょう。

ちなみに、新NISAに合わせた各運用会社間の競争もあって、インデックスファンドのコストは年0・1%を下回る銘柄も珍しくはなく、驚くほどの低コストとなりました。

一方、アクティブファンドは、指数を上回る成果を目指す投資信託です

投資信託は運用の専門家である運用会社にお金を託すと解説しましたが、アクティブファンドの場合、運用会社の運用担当者(ファンドマネージャー)が値上がりしそうな会社を探して投資を行います。

アクティブファンドは投資する会社を選ぶのに手間がかかるため、インデックスファンドと比べて手数料が高くなることがあります。しかし、その反面、インデックスファンドよりも大きな利益が上げられる可能性もあります。

【新NISA】手間をかけたくないなら、投資信託はインデックスファンドがおすすめ(3)

その上でおすすめなのが、指数に連動するインデックスファンドです。

実際、アクティブファンドは指数を上回る成果を目指すものの、インデックスファンドに勝てないケースも多いのです。

【新NISA】手間をかけたくないなら、投資信託はインデックスファンドがおすすめ(4)

データ①は、過去10年間に、日本で運用されているアクティブファンドが、対象とする指数を下回った割合です。

日本の中小型株ファンドで47%、それ以外は80%以上がインデックスファンドに負けていることが分かります。

もちろん、インデックスファンドより成績がいいアクティブファンドも存在するので、必ずしもアクティブファンドがすべてダメというわけではありません。

しかし、いいアクティブファンドを見つけるには、運用会社の投資方針や運用担当者、運用実績などを詳しく調べるのに時間がかかるので、手間をかけたくないという人には合わないでしょう。

このインデックスファンドを買って運用することをインデックス投資といいますが、とにかく楽ちんな投資がしたい人は、新NISAでインデックス投資をまず始めてみましょう。

・本書の記載内容は、2024年3月時点の情報に基づいています。
・本記事掲載後に法律や制度、各社サービスの内容が変更される可能性があります。予めご了承ください。
・資産運用には一定のリスクが伴います。売買によって生まれた利益・損失について、執筆者、出版社ならびに記事配信媒体社は一切責任を負いません。資産運用は必ず、ご自身の責任と判断のもとで行うようにお願いいたします。