脳を刺激...子どもが依存しやすい理由とは?/うちの子、ゲームして動画ばっかり見てますけど大丈夫ですか!?

子どもは依存しやすい

子どもは「~したい」という欲求や衝動を大人よりコントロールできません。
人間の脳は、理性をつかさどる前頭前野と本能や感情をつかさどる大脳辺縁系の働きによって行動をコントロールしています。けれども子どものうちは前頭前野の発達が未熟なため、欲求を抑えることが難しいのです。

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最初に「スマホやゲームを使っても時間を守って遊べるのであれば問題ありません」とお伝えしましたが、未成年者は、

自主的に時間を守ることが難しい

やりたいとしつこくせがむ、目を盗んで遊ぶ

うるさいので使わせる、勝手に使う

という負のループになりがち。夢中で遊んでいるうちに報酬系がどんどん刺激され、どんどん没頭してしまうため、子どもは依存症の進行するスピードが早いのです。

未成年、特に低年齢のうちは親の管理のもとでデジタルメディアを使用する必要があります。いずれ飽きるから、と様子を見ているうちに手遅れになってしまうケースも多く見られるのです。

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生活のすぐそばにある、デジタルメディア。ただ禁止にするのではなく、どうやって関わっていくかを親子で考えることが大切ですね。


 
※本記事はアベナオミ著、森山沙耶監修の書籍『うちの子、ゲームして動画ばっかり見てますけど大丈夫ですか!? もしかしてデジタル依存!? と思ったら』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。
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