スマートフォンを便利に使いこなしていますか? 基本機能以外は使っていない、という人も少なくないかもしれません。今回は、20年にわたって携帯電話業界を取材し続けているジャーナリストの村元正剛さんに、メルカリ超初心者に向けて「商品が売れた後の発送」について教えていただきました。
この記事は月刊誌『毎日が発見』2023年11月号に掲載の情報です。
商品は丁寧にコンパクトに
梱包して発送しましょう
商品の配送料は、荷物の大きさによって異なります。
なるべく薄く、小さく梱包しましょう。
なお、配送料は売上金から引かれます。
匿名で発送できる「らくらくメルカリ便(※1)」や「ゆうゆうメルカリ便(※2)」を利用する場合、宛名書きは不要。
「メルカリ」アプリに表示される発送用のバーコードをお店のレジで提示したり、設置された機械で読み取ったりすると、発送用の伝票が発行されます。
※1 らくらくメルカリ便:宛名書き不要で、セブン-イレブンやファミリーマートなどから発送できる。配送料は210円〜。
※2 ゆうゆうメルカリ便:宛名書き不要で、郵便局やローソンなどから発送できる。配送料は160円〜。
《読者の体験談》
読者:I・Sさん
古いSPレコードをセットで出品したところ、1300円で売れました。プレーヤーがなく、自分では聴けないので、購入者に楽しんでいただけるとうれしいです。
読者:T・Mさん
新品・未使用のコームが、それぞれ2000円くらいで売れました。新しいビニール袋に入れて、プチプチで包み、特にビーズの部分は繊細なので、プチプチを二重にしました。
商品を梱包するポイント
(1)なるべく小さく梱包しましょう
商品はなるべくコンパクトに梱包することで、配送料を安く抑えられます。薄手の衣類や書籍、小物などは、目安としてA4サイズで厚さ3cm以内の箱や袋に梱包しましょう。
梱包に使う箱や袋は、専用のものではなくても、自宅にある段ボールや紙袋などでOK。100円ショップなどでも購入できます。
(2)衣類などはビニール袋に入れる
衣類や書籍など、濡らしてはいけないものはビニール袋に入れてから梱包するようにしましょう。
配送中に雨が降ることも考慮に入れて、商品が濡れないようにしましょう。
(3)壊れやすいものは緩衝材で包む
食器や電化製品、アクセサリーなど壊れやすいものは緩衝材で包んでから梱包しましょう。エアキャップやウレタンなど専用の緩衝材がない場合は、新聞紙やシュレッダーで処理した紙などを使っても構いません。
壊れやすいものの発送には、「プチプチ」とも呼ばれるエアキャップが便利。
※スマホは大きく分けて、iPhoneとAndroidの2種類があります。Androidは、京セラ、グーグル、サムスン、シャープ、ソニー、FCNTなど、多くのメーカーが製造しています。
タップとは、画面上の記号や項目を指先で軽く1回たたく基本操作です。
操作手順の説明に用いている画面は例です。
機種によって表示される画面が異なる場合があります。