うどんといえば味噌煮込み!愛知県在住のグルメライターです。
コシ強めの讃岐うどんが大好きで、多い時は週5でうどんを食べているほど。
そんな自称「うどん好き」の私ですが、なぜかこれまでご縁のなかった「つるとんたん」。「うどん文化が色濃い大阪発祥の名店で、今や関東・関西・海外に多くの店舗を構えている」という事実は知っていたものの...私の居住エリアに店舗がなかったからなのか、一度も食べる機会がありませんでした。
一度は食べてみたいなぁ、と思っていたところAmazonで「つるとんたん」を発見!
「つるとんたん」ビギナーなので、迷わず全8種オールスターの詰め合わせを購入しました。
8人前で7,470円...
決してお値打ちとは言えないけど、Amazon「ミールキット」の売れ筋ランキング3位(11月7日時点)だし、有名店だし、味は間違いないはず。
■Amazonで「つるとんたん 全8種オールスターのおうどん詰め合わせ」を購入してみた
冷蔵でさっそく届きました。
オールスターのラインナップは、つけつゆ、かけつゆ、カレー、クリーム、きつね、明太餡かけ玉子とじ、明太子、明太子クリームの全8種類。
公式HP掲載のうどんメニューをみると、スクロールするのが疲れるほどの種類の多さ。
そんなたくさんの中から、明太子が3種もセレクトされているということは、明太子がイチオシなのかしら?
明太子の賞味期限は製造日から7日(商品到着から5日)!
冷蔵庫で放置しなくて、本当によかった~。
きつねあげは30日、麺やお出汁は45日の賞味期限なので、まず先に明太子3種から消費しなくては!
ということで、まずは明太子クリームうどんを作ってみます。
うどんの茹がき方は...大きい鍋で約4~5ℓの水を沸騰させて15~18分間。
半生の麺にしては茹で時間が長く感じるけど、1人前(150g)を深型フライパンで茹がいてみました。
「強くかきまぜるとうどんが切れてしまいます」と説明にあるので、菜箸でちょっとほぐしたら約15分間放置。
その間に、別鍋でクリームのお出汁と明太子をひと煮立ちさせておきます。
茹であがったら、ざるにあげ、流水で麺の表面がつるつるになるまで水洗い。
そのうどんを湯煎で10秒ほど温め直してから器へ。
別鍋でつくっておいた明太子クリームをかけて完成です。
「お好みで刻んだ三つ葉、粒コショウなどを入れると、さらに美味しくお召しあがりいただけます」と書いてあるので、その通りにしました。
いざ実食!
ピリ辛の明太子とお出汁のきいた特製クリームの相性が抜群で、めちゃくちゃうまーい!
こだわりの麺はしっかりとしたコシがあって、もちもち・つるつるの食感。
旨みたっぷりの明太子クリームによく絡んで、箸がとまらなくなるほどの美味しさ。
明太子クリームだしを1滴残らず飲み干してしまいました。
さわやかな三つ葉、パンチのきいた粒コショウはぜひトッピングしてください。
■愛知県在住グルメライターの「美味しかったベスト5」ランキングを発表!
オールスター全8種を食べてみて、美味しかったベスト5を紹介します。
※八丁味噌(赤味噌)の濃い味に慣れた愛知県民のため、関西風だしはどうしても味が薄く感じてしまう...。
そのため、かなり偏ったランキングになっておりますが、悪しからず...。
【第5位】つけつゆ(冷)
温かい釜揚げとしても食べられますが、冷水でしめて食べました。
麺のしっかりとしたコシとつるっとした食感を、シンプルに楽しめたのがこれ。噛めば噛むほどに小麦の香りを感じることができました。
つけつゆは北海道利尻の昆布と、鹿児島枕崎の鰹節の旨みを凝縮した濃厚な味わい。温かいうどん(かけつゆ・きつね)で使った上品なお出汁は、やや甘めの薄味に感じて物足りなかったけど、つけつゆは旨みが濃くて愛知県民も大満足!
【第4位】カレー
オリジナルレシピのカレーだしには、さば・うるめ・かつおの削り節や野菜、牛肉はもちろん、チャツネやトマトペースト、スパイスなどが入っており、とっても深みのある味わい。
旨みたっぷりの奥深い味わいのスープが、もっちり食感のうどんとよく絡んで、箸がとまらなくなるほど。もちろん、カレーだしは最後の1滴まで飲み干しました。
【第3位】明太餡かけ玉子とじ
明太子の塩分とお出汁、卵のやさしい味わいが絶妙にマッチ。明太餡がうどんとよく絡み、最後まで美味しく食べられます。
明太子クリーム同様、こちらも別鍋でスープを作る必要があります。
かけつゆを温め、水溶き片栗粉でとろみをつけてから明太子をイン。最後に溶き卵を流し込んで、玉子とじにします。水溶き片栗粉の分量は明記されていないので、お好みのとろみ加減で作ってくださいね。
【第2位】明太子(冷)
つけつゆ1袋(150ml)から15mlだけを明太子のうどんに使用。
ボウルにつけつゆ、明太子、マヨネーズをまぜて明太子ソースを作り、うどんを絡めて完成。
もちもちの麺、ぷちぷちの明太子の食感がいい感じ。
「お好みでキュウリ、海苔、大葉などをトッピング」と書いてありますが、これらは絶対入れてください。いいアクセントになってくれます。
余ったつけつゆは残しておいて、後日そうめんでいただきました。
【第1位】明太子クリーム
最初に食べた明太子クリームが第1位です(食べた感想は前出)。
明太子やかけつゆ・つけつゆのお出汁はぶっちゃけ他社商品でも代用できるかな、と思うのですが、このクリームだしの味わいは「つるとんたん」ならではのような気がします。
深みがあって濃厚なクリームなのに、あっさりといただけるお出汁に仕上がっている!
家庭では真似できそうにない味わいです。
■調理する際のポイント
うどんの茹がき方、温かいうどんの作り方、お出汁の作り方。
それぞれ別々の場所に説明があって、最初はやや混乱すると思います。
とくに明太子3種のお出汁の準備が面倒なので、2人前以上をまとめて作る場合は、明太子1種と明太子以外の組合せで作るのがおすすめ。
※明太子3種以外は、お出汁を湯煎で温めるだけの簡単調理です
1番最初に作ったうどんは、1人前だから(いつものように水と光熱費をケチって)と深型フライパンを使いましたが、4~5ℓの水が入る鍋(パスタ鍋など)を必ず使ってください。
深型フライパンは2ℓほどの容量のため、うまく対流しなかったのか、麺が少しだけ鍋底にくっついて固くなってしまいました。
麺の仕上がりも、パスタ鍋で茹がいたものと比べると、なんだかコシが足りていなかった気がする...。
後から気づいたのですが、うどんのパッケージには「大きすぎるかなと思うほどのお鍋に」と明記されておりました。
■最後に
実際にお店の「つるとんたん」で食べたことはありませんが、自宅でこんなにも本格的なうどん8種を食べ比べできて大満足!
Amazonではオールスター全8種のほかにも、好きな組合せで選べる商品がいろいろ。
次は博多明太子づくしの詰め合わせ(明太子クリーム×明太餡かけ玉子とじ)を購入しようと思います。